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あおい
Webデザイナー
Webデザイン学習者向けノウハウを発信しています。
26歳からWebデザインを開始。副業時代を経て2021年からフリーランスに転身。現在はLPデザイナーとして活動中。
ブログでは購入経験があるおすすめ商品・サービスだけを本音でレビューしています。

売上を左右する!ランディングページ作成前に大切な3つのこと【目的・ターゲット・訴求軸】

悩む人

集客できるランディングページって、どう作ればいいんだろう?

こんなお悩みを抱えていませんか。

今回は、LP専門デザイナーである私が「LP作成前に絶対押さえておきたい3つのポイント」を分かりやすく解説します。

それがこちらの3つ!

  • 目的の設定
  • ターゲットの設定
  • 訴求軸の設定

この3つがきちんと整っていないと、いくらデザインが綺麗でも、あまり効果のないLPになってしまいます。

自己流で適当に設定したり、あやふやな状態で作り始めてしまった方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

初心者の方にも分かりやすく説明していきます!

あおい

この記事を書いた人
あおい(@aoidesign

2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。

目次

ランディングページの役割と全体像を理解しよう!

まず、ランディングページ(LP)の役割をしっかり理解しておきましょう。

LPの役割は、ユーザーに何らかのアクションを起こしてもらうことです。

たとえば、

  • 商品の購入
  • メルマガ登録
  • 資料請求

などですね。

しかし、これが簡単にはいかないんですよね…

そもそも、多くの人はページをじっくり読まないし、興味がなくなればすぐに離脱しちゃいます。

さらに、お金を払って何かアクションを起こしてもらうのは、よりハードルが高いです。

だからこそ、こちらがユーザーの心理をしっかり理解して、共感を与えつつ「これ欲しい!」と思わせる工夫が必要になってくるわけです。

そのために大事なのが、この2つです。

  • 誰に、何を、どんなふうに伝えるか?という戦略
  • 消費者心理をうまく活用したセールスレター

今回は、特に「誰に、何を、どんなふうに伝えるか?」という、LP作成前に考えるべき戦略部分をお話ししていきます!

LPの原稿・構成の作り方については、別の記事にまとめています。

効果が出るランディングページ作成前に大切な3つのこと

ここからは本題の、3つのポイントを詳しく解説していきます!

  • 目的の設定
  • ターゲットの設定
  • 訴求軸の設定

①目的の設定

ゴール

まず、一つ目に大事なのが目的(ゴール)の設定です。

目的というと、例えばこんなものがあります。

  • 商品の購入
  • お問い合わせ
  • 資料請求
  • メルマガ登録
  • 個別面談申し込み
  • セミナーへの参加など…

ここで重要なのは、「目的(ゴール)は必ず一つに絞る」ということ!

そうしないと、内容がぶれた中途半端なLPになってしまうからです。

例えば、ゴールが「メルマガ登録」と決まっていれば、LPに盛り込むべき内容がハッキリします。

  • メルマガ登録のメリット
  • どんな内容のメールが届くのか
  • 登録後の特典

こういった内容を詳しく説明するだけでOKです。

一方で、ゴールが「メルマガ登録」と「商品の購入」といった複数になっている場合、どうでしょうか?

LPにはメルマガ登録に関する情報だけでなく、商品の詳細や料金など、メルマガとは関係ない情報も入れないといけませんよね‥

すると、内容が散らばってしまい、LP全体を通じて一つの目標を達成するためのストーリーが組めなくなります。

結果的に、ユーザーは「結局、何をすればいいんだろう?」と迷い、どちらのアクションも取らずに離脱してしまうのです。

悩む人

でも、メルマガ登録も商品の購入も、どちら大事な場合はどうしたらいいの?

あおい

目的が複数ある場合は、内容別にLPを2つ作るという考えでOKです!

悩む人

あと、目的が「お問い合わせ」の場合、電話、メールなどの手段も一つに絞った方がいいの?

あおい

それは絞らなくて大丈夫です!
・電話でお問い合わせ
・メールでお問い合わせ
・LINEでお問い合わせ

こんな感じで、手段をいくつか用意することで、ユーザーが気軽にお問い合わせしやすくなりますよ。

②ターゲット

ターゲット

二つ目が、ターゲットの設定です。

ターゲットとは、「こんな人に商品を購入(や登録)してもらいたい!」という顧客層のことですね。

一般的にはこんな感じで設定するかと思います。

・シミに悩んでいる40~60代の女性
・英語を習いたい20~40代のビジネスマン
・マイホーム購入を検討中の30代夫婦(小さな子供1人)

こういう設定でもちろんOKですが、もう少し具体的に考えてみると、よりはっきりしたユーザー像が見えてきます。

あおい

ここで重要なのが、「この人たちは何を求めてページに訪れているのか?」という視点です。

たとえば「シミに悩んでいる40~60代の女性」とひとくちに言っても、それぞれ違うニーズが異なります。

悩み①

最近シミができて、薄くできる化粧品を探している

悩み②

40代になって肌の老化が気になり、今後シミができないよう対策をしたい

悩み③

シミはしょうがないけど、きれいに隠せる化粧品が欲しい

こういった具体的な悩みや欲求によって、LPの内容も変わってきます。

なので、単に「シミに悩む女性」とざっくり決めるのではなく、もっと深く踏み込んでユーザーがどんなことを望んでいるのかを調べてみましょう!

ただ、ここで気をつけるべきなのは、自分の頭の中だけで“勝手なターゲット”を作ってしまわないこと。

これを防ぐためには、実際のユーザーの声をしっかり拾うことが大切です。

重要なのは、商品ありきでターゲットを設定するのではなく、「ターゲットの悩み」にまず目を向けて、その悩みを自社の商品がどう解決できるかを考えること!

直接アンケートを取るのが難しい場合は、ネットで情報を集めるのもOKです。

たとえば

  • 口コミサイト
  • Yahoo!知恵袋
  • 類似商品のレビュー欄
  • Google検索キーワード
  • SNSの投稿やコメント欄

こういったものを使えば、ユーザーの本音を知ることができますよ!

③訴求軸

強み

最後が「訴求軸」の決定です。

訴求軸とは、ユーザーの購買意欲に働きかける効果が高いセールスポイントのこと。

たとえば、ターゲットが「価格」を重視して商品を選んでいるなら、訴求軸を「安さ」にすることで効果が期待できる、といった感じです。

では、なぜ訴求軸を決めることが重要なのかというと、強みを明確に印象付け、成約につながる確率を高めるためです。

ここで一つ例を考えてみます。AとB、どちらがより魅力的に感じるでしょうか?

A社

うちの商品は、業界の中で認知度が高く、品質もいいし、お手頃価格です。

B社

うちの商品は、品質だけは100%自信があります。
品質のお客様アンケートでは満足度99%!さらに、2年間の無料修理保証もついています。

多くの場合、Bのほうが商品の強みが明確に伝わりやすくて、印象に残ると思います。

このように、訴求ポイントをしっかり絞って打ち出すことが大事なわけです。

逆に、たくさんのメリットを満遍なく伝えようとすると、どれが一番の売りなのかぼやけてしまい、結果として印象が薄くなってしまいます…

さて、訴求軸には、例えば次のようなものがあります。

  • 価格
  • 品質や信頼性
  • 使いやすさ、便利
  • デザインやスタイル性
  • 認知度、ブランドイメージ
  • コストパフォーマンス
  • スピード・即効性
  • 安全性・安心感など
悩む人

でも、訴求軸ってどうやって決めたらいいの?

あおい

ポイントは、「ターゲットが求めているものに対して、自社が提供できる最高の解決策」を考えることです!

例えば、「オンライン英語」という商品で考えた場合。

もしターゲットが「オンライン 英語 安い」などと検索して流入してくるユーザーなら、訴求軸は「価格」にフォーカスするのが効果的です。

たとえば

  • 業界最安値、月額980円~
  • 8月入会で30%オフ
  • 質の高い講師が揃って月々1,500円

このように訴求すると、狙ったユーザー層にしっかり響く内容になります。

あおい

ただこの時、ちゃんと自社商品に優位性があるか確かめないといけません!
もし競合と同程度かそれ以上の値段なら、訴求軸を考え直す必要がありますね。

重要なのは、自分が「これが強みだ!」と思うポイントだけで勝負するのではなく、まずターゲットが「何を望んでいるのか?」をしっかり考えることです。

その望みに対して、自社の商品がどう応えられるかを示すことが大切ですよ!

まとめ:次は原稿と構成案を作成しよう!

目的・ターゲット・訴求軸がしっかり決まったら、次にやるべきことは、原稿と構成の作成です。

LPでは、どの情報をどの順番で並べるか?という構成設計が非常に大事になってきます。

さらに、ターゲットに刺さるキャッチフレーズや、表現方法、言葉遣いも重要です。これらもターゲットに合わせて、練って作る必要があります。

こちらの記事でまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください↓

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