駆け出しデザイナーにおすすめのクラウドソーシングが知りたい!
今回は、Webデザイナー向け「案件獲得に使えるおすすめクラウドソーシング」を4つご紹介します。
世の中には類似サービスがたくさんありますが、
- 案件数が少ない
- 案件の質がよくない
- デザイナー向きではない
このようなサービスも多々あります。
今回は、初心者時代から現在まで、私が実際に使って良かったサービスを厳選してご紹介します。
この記事でわかること
- おすすめクラウドソーシング4つ
- それぞれの特徴
- クラウドソーシングで稼ぐ5つのコツ
この記事を書いた人
あおい(@aoidesign)
2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。
駆け出しデザイナー向け!おすすめのクラウドソーシングサービス4つ
こちらの4つを詳しく解説していきます
①CrowdWorks(クラウドワークス)
ユーザー数443万人を誇る日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
Webデザインの仕事は種類が豊富にあり、毎日のように新しい案件が更新されています。
特徴・強み | 業界No.1の知名度と案件数(約300万件)を誇る 初心者からプロまで、低単価から高単価の仕事まで幅広く取り組める |
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仕事の形式 | コンペ形式 プロジェクト形式(固定報酬制・時間報酬制) タスク形式 |
手数料 | 5〜20% ※受注額によって手数料が異なる(参考:システム手数料) |
報酬の支払い | 1,000円以上で半月後に振込 |
公式サイト | クラウドワークスはこちら |
特に、デザインスクール卒業したての方や、実績ゼロからスタートする方におすすめです。
なぜなら、初心者でも取り組みやすい案件が豊富にそろっているから。
たとえば、このような案件ですね↓
こういった案件は「コンペ形式」というお仕事形式での募集が多いです。
「採用されなければ報酬ゼロ」という最大のデメリットがありますが、その一方でメリットも多いです。
- 実績ゼロから誰もが挑戦できる
- 実案件をこなす練習ができる
- 会員登録後すぐに始められる
- 仕事に応募するハードルが低い
- 不採用でもメールが1通届くだけなので心理低負担がない
仕事に挑戦するのが怖かったり、簡単な案件から挑戦したい方にピッタリです
ただし、コンペや低単価案件ばかりやっていても、なかなか収入が上がらず、疲れてしまいます‥
あくまで「実績を3〜4つ作る場所」などと割り切って、仕事の要領やノウハウを一通り習得しましょう。
その経験を活かして、より高単価な案件に挑戦していくのが理想的です。
詳細はこちらも参考に
\ 駆け出しデザイナー向け案件が豊富! /
②Lancers(ランサーズ)
クラウドワークスと並んで、日本最大級のクラウドソーシングサービスの一つです。
両者は、仕事の種類やお仕事形式、使い方など似ている点が多いです。
特徴・強み | 利用者満足度、受注金額の高さなどが魅力のサービス ワーカーに優しい24時間365日のサポート体制や、フリーランス向け福利厚生サービスなどがある |
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仕事の形式 | コンペ方式 プロジェクト方式 タスク方式 パッケージ |
手数料 | 一律16.5%(税込) |
報酬の支払い | 1,000円以上で半月後に振込 |
公式サイト | ランサーズはこちら |
ランサーズの大きな魅力は、「受注金額が他のクラウドソーシングの約2.5倍」であるという点ですね。
つまり、1案件あたりの単価が高く、しっかり稼ぎたい人には嬉しいポイントです。
バナー案件だけ見ても、クラウドワークスにある「1枚1,000円」といった低単価はなく、「1枚10,000円」前後がけっこう多いです
さらに、クラウドワークスにはないワーカーに嬉しい特徴もあります。
- 24時間365日のサポート体制
- 匿名の依頼アドバイス機能
- フリーランス向け福利厚生・税務サポート
こうして考えると、
クラウドワークスより、ランサーズの方が良さそう!
と思うかもしれません。
ただし、高単価な良質案件はやはり競争率が高く、簡単には受注できないのが現実です…
なので、両方を使ってみて、自分に合う方を見極めていくのが良いと思います。
登録情報やプロフィール内容は、どちらも同じで大丈夫です!両方に登録しても、そんなに手間はかかりませんよ
\ 高単価案件が豊富!利用者満足度No. 1/
③Craudia(クラウディア)
クラウディアは、先に紹介したクラウドワークスやランサーズとほぼ同じようなサービスです。
特徴・強み | システム手数料が業界最安水準の3〜15% 通常の「応募型」に加えて、選ばれるのを待つ「スキルシェア型」で受注が可能 |
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仕事の形式 | コンペ方式 プロジェクト方式 タスク方式 時間制 |
手数料 | 3〜15% ※受注額によって手数料が異なる(参考:システム手数料) |
報酬の支払い | 振込み依頼をした当月締めの翌月20日 |
公式サイト | クラウディアはこちら |
クラウディアの最大の特徴は「手数料の安さ」です。
たとえば、初心者向けWebデザインの仕事だと、大体の報酬は10万円以内になると思います。
その場合の手数料の比較がこちら
- クラウドワークス:20%
- ランサーズ:16.5%
- クラウディア:10〜15%
手数料は、チリも積もれば痛手になるので、安いのは魅力ですよね
ただし、手数料以外の点では、正直なところ、クラウディアはあまり目立った強みがないです。
案件数・利用者数ともに、クラウドワークスとランサーズに劣ります。
でも逆に考えると、利用者数が少ない分、競争率が低いというメリットがあります!
たとえば、こういった案件↓
参加人数が一桁なので、採用率がめちゃめちゃ高いです(笑)
クラウドワークスだと、応募者数が100名を超える案件も珍しくないです
他のサービスでうまく受注できない初心者にとって、クラウディアは意外と穴場サービスといえます。
\ 手数料が業界最安値!競争率が低い/
④coconala(ココナラ)
最後に紹介するのが「ココナラ」です。
特徴・強み | テレビCMなどで知名度抜群!会員数190万人、出品サービス数40万件を誇る(2020年時点) 自分の好きや得意を気軽に出品できる国内最大級のスキルマーケット |
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仕事の形式 | スキル出品 ココナラ募集(応募型の仕事スタイル、単発依頼と継続依頼がある) |
手数料 | 税込22% |
報酬の支払い | 161円以上で半月後に振込。 毎月15日までの申請で同月20日中、毎月16日以降の申請で翌月5日中 |
公式サイト | ココナラはこちら |
ココナラは、先に挙げた3つのサービスとは、少しスタイルが異なるサービスです。
その特徴は、自分の好きな事や趣味をサービスとして出品し、購入者を待つスタイルであること。
違いを説明すると、
クラウドワークスなど | 公募されているお仕事に対して積極的に応募するスタイル |
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ココナラ | 自分でサービスを出品し、買い手を待つスタイル |
「待ち」スタイルが基本のココナラでは、出品サービスの作り込みをしっかりする必要があります。
準備に時間がかかるので、登録してすぐお仕事を受注するのは難しいですね。
私は、初心者時代から今でもココナラを愛用していて、イチオシのサービスです
利用するメリットはこちら
- 価格とサービス内容を自分で決められる
- ココナラ自体の集客力が強いため、多くの人に自分のサービスを見てもらえる
- ランキングが上がれば、営業なしでもお問い合わせが来る
- 販売実績と星が増えれば、勝手にサービスが売れていく
私は、2020年頃に登録をして「バナー制作:1,000円」のサービスからスタートしました。
販売実績が増えるにつれて単価を上げ、サービス内容も増やし、現在では安定した収入を得られるようになりましたよ。
私のアカウントはこちらです
ただし、ココナラのWebデザイン分野はライバルが多いのが現実です。
出品するサービスはしっかりと作り込み、戦略を立てて販売していく必要がありますね。
こちらもぜひ参考にしてください
\ 初心者OK!デザイン制作で稼ぐなら /
Webデザイナーがクラウドソーシングで稼ぐための5つのコツ
私の実体験を踏まえて、クラウドソーシングで稼ぐためのコツをご紹介していきます。
- 丁寧な対応やレスポンスの速さは基本
- 簡単な案件から稼ぐ感覚を掴んでいく
- 売れてる先輩を徹底的に研究する
- 事前の期待値 < 満足度を目指す
- 実力主義の世界!スキルを磨く
①丁寧な対応やレスポンスの速さは基本
クオリティうんぬん以前に、信頼してやり取りできる相手であることが大切です。
というのも実際、クラウドソーシングでは、挨拶や報連相、納品厳守といった基本マナーができていないワーカーが意外と多いんですよね…
だからこそ、これらの基本がしっかりできるだけで、印象がぐっと良くなります。
こちら意識して取り組むと良いですね
- 初回メッセージはできるだけ早く返信する
- 通常の連絡も24時間以内には返す
- 休みの日には「週明けに連絡します」と前もって伝える
- 長期案件では最低でも週1で報告をする
- 要件は簡潔に、わかりやすく伝える(箇条書きや見出しを使うのもおすすめ)
- メッセージ送信前は2回確認して、誤字脱字がないかチェックする
- リピーターであっても、馴れ馴れしすぎないようにする
- 感謝の気持ちはしっかり伝え、丁寧な言葉使いを心がける
- 「いつでもご連絡ください!」と、気軽に相談できる相手であることを伝える
- トラブルがあっても、感情的にならず冷静に対応する
②簡単な案件から稼ぐ感覚を掴んでいく
初心者は、まずは簡単に取り組めそうな案件から始めるのがおすすめです。
なぜなら、実績がないうちは高単価案件に応募しても、なかなか採用されにくいから。
クラウドソーシングでは、コンペ形式以外は、やはり販売実績やレビュー数が多いワーカーが優先的に選ばれます。
あとは、私もそうでしたが、初心者だと「仕事に応募するのが怖い…」と不安になる方が多いと思います。
なので、まずは1,000円のバナー制作など、ハードルの低い案件に挑戦するといった感じで大丈夫です。
実案件をこなすことで、少しずつ仕事の要領がつかめてくるし、自信もつきます。
すると5件、10件と数をこなしていくうちに、受注が怖くなくなります。
例えば、簡単に取り組める案件というと、
- バナー制作
- サムネイル制作
- トップ画像制作
こういったWeb画像制作はチャレンジしやすいですね。
真面目な方だと、
デザインもコーディングも完璧にしてから仕事に挑戦しよう!
こう思いがちですが、実際には仕事をしながら勉強していくスタイルの方が、圧倒的に成長が早いです。
勉強ばかりで飽きてしまわないためにも、1,000円でもいいので、まずはお金を稼ぐ経験をしてみましょう!
その経験がモチベーションになって、勉強も楽しくなるし、どんどん行動できるようになりますよ。
③売れてる先輩を徹底的に研究する
クラウドソーシングでうまく受注するには、売れている人を徹底的にマネすることが重要です。
なぜなら、成功している人には必ず理由があるし、自己流でやるよりも100倍効率よくその人に近づけるから。
特にココナラでサービスを出品する際は、自分と同じカテゴリーで上位にいる人のサービスを必ずチェックしましょう。
ここをチェック
- プロフィールの書き方
- ユーザーネーム、アイコン、カバー画像
- 出品サービスのサムネイルの作り方
- サービス内容の書き方全般
ただし、あくまでも「参考」にとどめてくださいね
パクリは相手に失礼だし、規約違反にもなります
④事前の期待値 < 満足度を目指す
安定した収入を得るために大事なのが、リピーターや継続案件を増やすことです。
そのためには、依頼前の期待値を超えるような満足度を提供することがポイントです。
事前の期待値 < 満足度
実際、クラウドワークスで仕事を依頼する人の中には
クオリティはそこそこでいいから、安くコスパ良く作ってほしい
と思っている人が多いです。
つまり、あまりお金をかけずに、それなりの成果物が欲しいという方ですね。
そんな依頼者に対して、こちらが予想以上のクオリティを提供できたらどうでしょうか?
たとえば、
2,000円でお願いしたのに、1万円くらいの価値あるものを作ってもらえた!!
こうなれば、高評価レビューがつくのはもちろん、リピートしてもらえる可能性が高いです。
依頼者としても、毎回ちがうデザイナーにお願いするより、仕事のスタイルやペースを理解してくれているデザイナーに頼んだほうがラクなんですよね。
コミュニケーションコストがかからないので。
だからこそ、最初はどんなに低単価の仕事でも、全力で取り組むことが大切です。
「えっ、こんなに良いクオリティで作ってくれたの?」と驚かれるくらい、120%の力を出して仕事をしましょう。
そうすれば、必ず次につながっていきますよ!
⑤実力主義の世界!スキルを磨く
最後に大事なのが、常にスキルアップを続けることです。
もちろん最初は、クオリティの高い作品を作れなくても当たり前です。
それでも、経験を積んでいくうちに確実に成長していくことが大事ですよね!
私自身、初心者時代は「なんじゃこりゃ?」と思うくらいダサいデザインしか作れませんでした(笑)
恥ずかしいですが、当時作っていたものがこちら
こちらは、最近のポートフォリオです
当時は「これが最高のデザインだ!」と思って作っていたんですが、今振り返ると目を覆いたくなります…笑
ただ、こうやって振り返れるのも、この4年間毎日のようにデザインを作り、実案件に取り組み、失敗しながら学んできた結果だと思います。
デザインは、続けることで必ず上達するので、努力と継続する強いメンタルが大切です。
まとめ:駆け出しWebデザイナーはまず4つのサービスに登録しよう
Webデザイナーとって、在宅で手軽に挑戦できるクラウドソーシングは仕事探しにピッタリです。
ただ、たくさん登録しても使いこなせないので、こちらの4つでOK
当ブログでは、クラウドサービス関連の記事をたくさん書いています。
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