初心者だけど、クラウドワークスでWebデザインの仕事がやってみたい!
今回はWebデザイナー向けに「クラウドワークスの基本と始め方」をわかりやすくお伝えします。
私は2019年に未経験からWebデザインを学び始め、最初のお仕事はクラウドワークスで獲得しました。
そこから1〜2年は、案件探しに使っていましたね。
そんな実体験を踏まえて、今回はこんな内容をシェアしたいと思います。
- クラウドワークスの基本
- Webデザインの仕事内容や相場
- 必要なスキルや勉強法
- クラウドワークスの始め方5ステップ
- Webデザイン案件で稼ぐ3つのコツ
それではさっそく見ていきましょう。
この記事を書いた人
あおい(@aoidesign)
2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。
\ 初心者デザイナー向け案件も豊富! /
クラウドワークスとは?基本をわかりやすく解説
クラウドワークスは、オンライン上でお仕事を発注したい人と、受注したい人をつなぐお仕事マッチングサービスです。
ユーザー数は業界トップの500万人で、誰でも無料で登録・利用ができます。
特に、Webデザイ関連の仕事はたくさんあります。
初心者でも取り組める簡単なバナー制作から、本格的なホームページ制作まで、いろんな案件がそろってます。
Webデザインの仕事の種類
- ロゴ・バナー・イラスト作成
- サムネイル・アイキャッチ・ヘッダー制作
- ホームページ制作
- ランディングページ制作
- WordPress制作・導入
- HTML・CSSコーディング
- Webサイトの修正・更新・機能追加など…
毎日のように新しい仕事が募集されているので、思い立ったその日からチャレンジできますよ!
実際、稼げるのか?
まず、多くの方は「今から始めて稼げるのか?」という点が気になると思います。
結論から言うと、稼げます。
クラウドワークスは実力主義の世界なので、始めるタイミングは関係ありません。発注者が求めるものを作るスキルがあれば稼げます。
例えば、私がクラウドワークスを始めたのは、Webデザインスクールを卒業して1ヶ月後でした。
当時は実績ゼロの初心者でしたが、簡単なバナーコンペの案件からスタートして、少しずつ販売実績を積み重ねました。
最終的には、月に多い時で5万円ほど副収入を得られるようになりましたよ。
スキルや実績が上がれば、より高単価な案件にも挑戦できるので、収入も自然と増えていきます。
ただ、現実問題、クラウドワークスにはライバルがたくさんいます。
例えば、普段は制作会社で働いていて、空き時間にお小遣い稼ぎで参戦しているプロもいます。
そんな方たちと案件を競うわけなので、もちろん”簡単に”稼げるわけではないんですよね。
なので、まずはプロとして通用するスキルと、仕事獲得のノウハウが大事です。
あとは、諦めずに仕事に応募する根性や前向きなメンタルも不可欠になってきます。
この辺の話は、後半部分で解説していきますね!
年齢や経歴、資格はまったく関係ない
クラウドワークスでは、年齢や経歴、資格などは関係ありません。
重要なのは「どんなデザインが作れるのか?」という実力だけです。
例えば、バナー制作のコンペは、初心者でも気軽に応募できます。
そこには、デザイン歴20年のベテランから、最近始めたばかりの未経験者まで、いろんな人が参加しています。
ただ、最終的に評価されるのは、作品それ自体。なので、初心者でも採用されるチャンスは十分にあるわけですね。
だからこそ、初心者がまずやるべきことは、デザインスキルをどんどん磨くこと。これが最優先です。
逆に、以下のような行動は遠回りになってしまうので、要注意ですよ!
- とりあえず資格を取ろう!と勉強する
- センスをアピールするために色彩検定を取る
- 知識ばかり詰め込み、手を動かさない
ちなみに私は、資格を一つも持っていません…
しかし、未経験からWebデザイナーになり、ちゃんと収入を得られていますよ!
Webデザイン案件はどんなものがある?【仕事内容・スキル・相場】
次に、クラウドワークスにあるWebデザインの仕事について解説します。
「Webデザイン」と一言でいっても、その中身は様々です。どの仕事をするかによって、必要なスキルや稼げる額なども異なってききます。
今回は大きく4つに分けて解説します。
- ロゴや名刺、チラシ制作
- バナーやサムネなどWeb画像制作
- ホームページやランディングページのデザイン制作
- コーディング(HTML・CSS)
①ロゴや名刺、チラシ制作
一つ目が、ロゴや名刺、チラシなどの印刷物の制作です。
クラウドワークスには、このような案件があります↓
仕事内容 | スキル | 相場 |
---|---|---|
ロゴ制作 | Illustratorのスキル 入稿データの作り方 ブランド理解 タイポグラフィの知識など | 5,000円~50,000円 ※コンペ形式での募集が圧倒的に多い |
名刺制作 | Illustratorのスキル 入稿データの作り方 レイアウトの知識など | 5,000円~30,000円 ※コンペ形式での募集が圧倒的に多い |
チラシ制作 | IllustratorやPhotoshopのスキル 入稿データの作り方 デザインの基本ルールなど | 3,000円~30,000円 |
ただ、「Webデザイナー」と聞いて、こういったロゴや名刺を作るイメージを持つ方も多いですが、厳密にはこれらはWebデザイナーではなく、グラフィックデザイナーの仕事です。
何が違うのかというと、
- Webデザイナー:Web上で見るもの(バナーやHPなど)を作る
- グラフィックデザイナー:主に紙媒体の印刷物(名刺やロゴ、ポスター、パンフレットなど)を作る
仕事内容だけでなく、使うツールやデータの作り方も違います。
個人的には、初心者Webデザイナーなら、Web上のデザインに専念する方がいいと思ってます。
なぜなら、グラフィックデザインの世界では、美大出身でデザインセンスが抜群な方が多く、競争が厳しいから…
私も一度ロゴ制作に挑戦したことがあるんですが、クオリティの差に圧倒されて、心が折れました(笑)
今はWebデザインだけに集中しています。
②バナーやサムネなどWeb画像制作
次に紹介するのが、バナーやサムネイルなどのWeb画像制作です。
クラウドワークスには、このような案件があります↓
仕事内容 | スキル | 相場(一枚) |
---|---|---|
広告バナー | PhotoshopやIllustratorのスキル デザインの基本ルール マーケティング理解 コピーライティングなど | 2,000円~20,000円 ※コンペ形式での募集が多め |
サムネイル | PhotoshopやIllustratorのスキル デザインの基本ルールなど | 1,000円~5,000円 |
SNS投稿画像 | PhotoshopやCanvaのスキル デザインの基本ルール トレンドへの理解 ブランディングなど | 1,000円~10,000円 ※継続依頼の場合が多いので、固定報酬性が一般的 |
Web画像制作は、Webデザイン初心者が一番取り組みやすいお仕事です。
というのも、最低限「Photoshop」を使いこなせて、バナー制作の基本さえ押さえればOKだからです。
最近では、InstagramなどSNSで使う画像制作の募集が多く、一度クライアントに気に入ってもらえれば、その後も継続して案件をもらえることもあります。
そうなれば、安定した収入につながるチャンスも広がりますよ!
ただ、簡単に取り組める分、低単価になりやすいのがデメリットです。
中には1枚2〜3万円などの高単価案件もありますが、競争率は高くなりますね…
③ホームページやランディングページのデザイン制作
3つ目が、ホームページやランディングページの「見た目のデザイン」を作る仕事です。
PhotoshopやFigmaといったデザインツールを使い、Webサイトのレイアウトや配色、装飾を作る作業ですね。
クラウドワークスには、このような案件があります↓
仕事内容 | スキル | 相場(1案件) |
---|---|---|
ホームページ | PhotoshopやIllustrator、Figmaのスキル デザインの基本ルール UI/UXの基礎知識など | 20,000円~100,000円 |
ランディングページ | PhotoshopやIllustrator、Figmaのスキル デザインの基本ルール マーケティング知識 コピーランディングの知識など | 10,000円~100,000円 |
ここで一つ、大事なポイントを押さえておきます!
初心者の方がよく混乱しやすいのが、見た目のデザイン制作とコーディング(HTML・CSS)の違いについてです。
Webデザイナーと聞くと、多くの人は「HTMLを使い、サイトをコーディングする人」とイメージすることが多いです。
でも実際には、Webデザイナーのメインの仕事はコーディングじゃなくて、Photoshopなどを使った見た目のデザインを作ることです。
特に制作会社では、デザイナーとコーダーは分業されてることが多く、HTMLを全く書かない(もしくは書けない)Webデザイナーも珍しくないんです。
だから、Webデザイナーになるために、必ずしもHTMLやCSSを習得する必要はありません。
もちろん、コーディングができるに越したことはないですが、まずは「見た目のデザイン制作」を優先して、しっかりとプロレベルのスキルを身につけることが大事です。
逆にいうと、もしデザインよりもプログラミングが好きだったり、得意だと感じる方は、コーダーになるのも一つの道ですよ!
ホームページとランディングページの違いについては、別記事でまとめています↓
④コーディング(HTML・CSS)
4つ目が、コーディング(HTML・CSS)の仕事です。
Photoshopなどで作った見た目のデザインは、それだけではまだ意味がなく、実際にネット上で閲覧できるようにする「実装作業」が必要になります。
この実装作業こそが、いわゆる「コーディング」です。
クラウドワークスには、このような案件があります↓
仕事内容 | スキル | 相場 |
---|---|---|
コーディング (HTML・CSS・JavaScript) | デザインツールの簡単なスキル HTML・CSSのスキル JavaScript・jQueryのスキル | 10,000円~50,000円 |
WordPress導入 | HTML・CSS・JavaScriptのスキル WordPressのテーマ開発知識 プラグインの設定・カスタマイズ セキュリティに関する知識など | 30,000円~50,000円 |
サイトの修正・追加作業 | HTML・CSS・JavaScriptの知識 WordPressやCMSの知識 エラーやバグ修正に関する知識 | 5,000円~30,000円 |
ホームページやランディングページ案件には、次の3種類があるので、自分がどの範囲を担当するのかをしっかり理解した上で仕事探しをした方がいいですよ。
- 見た目のデザインのみ作成
- デザインとコーディング両方
- コーディングのみ
私はフリーランスなので、単価を上げるためにもコーディングも含めて請け負っています。
ただ、初心者の頃はコーディングスキルがなかったので、デザインだけの案件を受注していましたよ。
違いを確認!クラウドワークス3つの依頼形式
次に、クラウドワークスの依頼形式について、分かりやすくお伝えしますね!
Webデザイン分野では、主に3つの依頼形式があります。
- プロジェクト形式(固定報酬制)
- プロジェクト形式(時間単価制)
- コンペ形式
※ちなみに「タスク形式」というのもありますが、デザイン分野ではほとんど使われません。
それぞれの特徴は、次のようになります。
プロジェクト形式
依頼者が仕事を掲載して、ワーカーを募集し、応募者の中から1人(または複数)を選んで契約するスタイルです。
選ばれるにはスキルや実績が重視されるため、初心者にはハードルが高くなります。
- 固定報酬制:プロジェクトごとに報酬が決まっていて、成果物に応じて支払われる。
- 時間単価制:時給で報酬が設定されていて、実際に働いた時間に応じて週ごとに支払われる。
コンペ形式
依頼者が募集した内容に対して、複数のワーカーが作品を提案し、その中から採用された作品に報酬が支払われるスタイルです。
誰でも気軽に参加できるのがメリット。ただし、採用される保証はないので、せっかく頑張って作ったのに報酬がもらえないことがあります。
コンペは実績ゼロの初心者でもOK
初心者にとって一番チャレンジしやすいのが「コンペ形式」のお仕事です!
特にロゴやバナー、ヘッダー画像なんかは、ほとんどがこの形式で募集されています。
実際、私もスクールを卒業してから3ヶ月ほどコンペに挑戦してました。
最初は全然採用されなくて、25回目の応募でようやく1件採用されました…(泣)
コンペには賛否両論あって、特に先輩デザイナーの中には「意味がない」と言う人もいます。
でも、私は挑戦する価値は大いにあると思ってます。理由は大きく3つ。
- 初心者でも参加できる:実績がゼロでも応募できるのでチャレンジしやすい
- 実務のお題に挑戦できる:練習課題じゃなくて、実際のクライアントの仕事に取り組めるので、リアルな経験を積める
- 心理的な負担が少ない:不採用だった場合も、「今回は残念でした」とメールが1通来るだけなので、そこまでダメージを受けずに次へ進める
私の場合、最終的には3ヶ月で4〜5件の採用を勝ち取ることができました。
▼当時採用された作品たち
このコンペで作った実績を活かして、プロジェクト形式のお仕事にも応募していった感じですね!
プロジェクト形式は「制作物を作ったのに報酬がもらえない」といったコンペのデメリットがない反面、契約にこぎつけるまでが大変です。
ライバルも多く、どうしても経験値が豊富な人が選ばれるので、ある程度の実績を積んでから挑戦するのがおすすめですよ。
クラウドワークスの始め方を5ステップで解説
ここからは、クラウドワークスの始め方を5ステップで解説していきます。
- 【無料】新規会員登録
- プロフィールを充実させる
- お仕事を探す
- 受注する
- 納品する
STEP1:【無料】新規会員登録
クラウドワークスの登録はとても簡単です。
まずは下記にアクセスし「無料で利用を開始する」ボタンから新規会員登録をしましょう!
\ 初心者デザイナー向け案件も豊富! /
メールアドレスで登録すると、すぐに自動返信メールが届きます。
記載されているURLをクリックして、本登録へ進みましょう。
URLをクリックすると、必要事項の入力画面にいきます。
基本的にすべて必須項目になるので、一つずつ入力していきましょう。
流れに沿って入力を進め、最終的に「会員登録を実行する」ボタンが出てくるので、こちらをクリックすれば会員登録は完了です!
STEP2:プロフィールを充実させる
次は「プロフィール」の編集になります。
編集項目はたくさんありますが、以下の項目は埋めておいたほうがいいですね。
- ワーカー情報
- スキル登録・スキル検定
- NDA(秘密保持契約)
- 基本情報編集
- 本人確認書類提出
- 振込先口座登録
この中から3つ重要なポイントを詳しく解説します!
・本人確認書類提出とNDA
・基本情報編集
・ワーカー情報
本人確認書類提出とNDA(秘密保持契約)
この2つは信頼に大きく関わる部分なので、最初にしっかり済ませておきましょう。
本人確認
これは、登録者が実在する人物であることを公的な書類で確認する手続きです。
運転免許証や健康保険証を撮影してアップロードするだけなので、とても簡単ですね。
NDA(秘密保持契約)
これは簡単にいうと、購入者とのやり取りで知った秘密情報を、第三者に漏らさないことを定める契約のことです。
内容をしっかり確認した上で、ボタンをクリックするだけで締結できますよ。
基本情報編集
基本情報で特に重要なのは、この2点です。
- 表示用の名前
- プロフィール画像
第一印象はこの2つで決まるので、分かりやすく信頼感を与えるものにしたほうがいいですね。
名前のおすすめは「本名(または屋号)」+「肩書や特徴」です。
例えば、
- 佐藤あおい@Webデザイナー
- あおい|売上UP専門Webデザイナー
- Aoi Design_24時間対応
プロフィール画像については、できれば実物写真がいいですが、それが無理ならイラストがおすすめです。
ココナラを使えば、専門のイラストレーターさんにお手頃価格で描いてもらえますよ↓
プロフィール画像のNG例
- 風景の写真
- ペットや動物の写真
- プライベート感が強い写真
ワーカー情報
ワーカー情報では、詳しいプロフィールを登録します。
この中で特に重要なのが、この2つです。
- ひとことアピール
- 自己PR
この2つが大事な理由は、プロフィールを見たときに最初に目に入る部分だからです。
たとえば、仕事に応募したとき、相手が興味を持ってくれた場合、ほぼ確実にプロフィールをチェックされます。
その際に、何も自己PRが書かれていなかったり、内容が不適切だったりすると、やはり印象が悪くなってしまいますよね。
だからこそ、好印象を与える、読みやすい自己PR文が大切なわけです。
私を例にして、具体的な書き方を紹介するので、ぜひ参考にしてください!
ひとことアピール:
売上や集客につながるデザイン制作ならお任せください!
自己PR:
当ページをご覧いただきありがとうございます。
Webデザイナーの佐藤あおいと申します。
主にバナーやランディングページ制作を請け負っております。
丁寧でスピーディーな対応を心がけ、リピートしてもらえるようなお取引を心がけています。
【制作できるもの】
・バナやヘッダーなどのWeb画像
・ランディングページ(デザイン&コーディング)
【使用ツール】
・Photoshop、Illustrator
・figma
・VScode
【経歴】
・2017年 〇〇大学〇〇学部卒業
・2018年 教育関連企業にて営業職を担当
・2020年 IT系企業へ転職
・2021年 フリーランスへ転向
【稼働時間】
一日4〜5時間を作業時間に充てています。
チャットでのご連絡は、24時間365日可能です。
STEP3:お仕事を探す
次はいよいよ、お仕事探しに入っていきます。
「仕事を探す」というボタンから検索ができます。
画面左にある「仕事カテゴリ」の中から自分がやりたい仕事に絞って検索が可能です。
▼バナー案件を探したい場合
もしくは、検索窓で「バナー」と打つと、バナーのみに絞って案件が表示されますよ。
その後は、自分が取り組めそうな案件を見つけて、実際に進めていく流れになります。
依頼形式(コンペとプロジェクト)の違いは「違いを確認!クラウドワークス3つの依頼形式」で解説しているので参考にしてください。
STEP4:受注する
やりたい仕事を見つけたら、次は受注のステップです。
依頼形式によって、お仕事の進め方は異なってきます。
コンペとプロジェクトに分けて少し解説しますね。
①コンペ形式
コンペの場合は、誰でもすぐに作品の提案ができます。
まずは仕事の概要や詳細をしっかり読み込んで、依頼者の要望に合わせた作品を作りましょう。
コンペは気軽にできるのが魅力なので、あまり悩まず、「やってみたい!」と思うものがあれば、気軽に挑戦してみてくださいね。
- 納品ファイル形式:「.ai」はIllustratorで作る、「.psd」はPhotoshopで作る。両方書いてある場合は、どちらを使ってもいい
- 応募期限:期限が近いものからやるのがおすすめ
- 仕事の詳細:要望や注意点は特にしっかり読み、その通りに作成する
- 作品の提出数:応募期限が切れるまでは、いくつでも提出が可能(2〜3個作って出した方が、採用率は上がる)
完成した作品は、「提案画面へ」から提出できます。
「ファイルを選択」をクリックし、画像形式で保存した作品を添付してください↓
ここで一つ重要なのが「メッセージ」の記入です!
ここには、制作意図や意識したポイントを書きましょう。
意外とみられる部分で、採用不採用にも十分影響するので、しっかり書くのがポイントですよ!
②プロジェクト形式
プロジェクトの場合は、まず「応募」をしなければなりません。応募者の中から選ばれたら、その後契約を結んでお仕事をスタートする流れですね。
▼「応募する」ボタンから応募ができます
▼応募内容を書く
応募内容は本当に重要なので、しっかりと書くことが大切です!
複数の案件に応募するためにテンプレを作るのは全然OKですが、あからさまにテンプレっぽい文章だと、印象が悪くなってしまうので要注意!
各案件の依頼内容を読み込み、それに対する具体的な提案を書くことがポイントですよ。
応募する際のポイント
- 簡潔でわかりやすい言葉を使う:相手は何十件もの応募を読むので、読む負担を与えない文章がいい
- 具体的な実績をしっかり示す:実績がゼロだとライバルに勝てない。一つでもあればしっかりアピールする
- 提案額は少し安めに設定する:相手の希望額よりも少し低めに提案することで、選ばれる可能性が高まる
- 新案件にすぐ応募する:通知設定をONにして、掲載後すぐに応募することで、相手の印象に残りやすくなる
応募をした後は、相手からの連絡を待つことになります。
もし興味を持ってもらえたら、すり合わせを行い、合意ができれば契約に進んでいきます。
その後、「仮払い」が行われて、いよいよ作業がスタートです。
STEP5:納品する
最後が納品作業になります。
コンペ形式
応募期限が過ぎて数日経つと、採用か不採用かの結果がメールで届きます(クラウドワークスのサイトからも確認できます)
不採用の場合は、その時点で案件は終了です。もし採用されたら、発注者と連絡を取りながら正式なデータを納品する流れになります。
案件によっては多少の修正が必要が入ることもありますが、一般的には納品データを添付して終わりになることが多いです。
プロジェクト形式
プロジェクト形式では、制作作業を行い納品をします。
その後「検収」が行われ、修正があれば修正依頼が送られてきます。
修正が完了したら業務は終了です。そのタイミングで、仮払いした金額がワーカー側へ支払われます。
全体の流れを確認
- 応募
- 条件交渉
- 契約
- 仮払い
- 制作作業
- 納品
- 検収
- 支払い
- 完了
- 評価
クラウドワークスのWebデザイン案件で稼ぐ3つのコツ
最後に、クラウドワークスのWebデザイン案件で稼ぐ3つのコツをご紹介します。
私の実体験をもとに解説していきますね!
- 簡単な案件からこなしていく
- 諦めないメンタルが大事
- 実績を武器に高単価案件へ移行する
①簡単な案件からこなしていく
まずは、低単価で簡単な案件から始めてみましょう!
というのも、最初は実績が少ないので、条件が良い案件に応募しても選んでもらえず、やる気がなくなっていくからです。
例えば、低単価で簡単な案件といえば、
- バナー制作
- サムネイル制作
- トップ画像制作
こういったWeb画像がオススメですね。
実際、私も最初は1,000円のバナーコンペからスタートして、少しずつ高単価な案件や、よりスキルが求められる仕事にシフトしていきました。
真面目な方だと、「デザインもコーディングも完璧にしてから仕事に挑戦しよう!」と思うかもしれません。
でも、実際には、仕事をしながら勉強していくスタイルの方が圧倒的に成長が早いです。
勉強ばかりで飽きて挫折しないためにも、500円でもいいので、まずはお金を稼ぐ経験をしてみましょう!
その経験がモチベーションになって、勉強も楽しくなるし、どんどん行動できるようになりますよ。
②諦めないメンタルが大事
仕事を獲得するには、諦めないメンタルや行動力が不可欠です。
これは、会社員として働くのと、個人(副業やフリーランス)で活動するのとの大きな違いですね。
なぜなら個人で活動する場合、自分を積極的にアピールしなければ、仕事は向こうからやってこないから。
ちょっと宣伝しただけでは、誰も気づいてくれないことがほとんどです…
例えば、クラウドワークスで3〜4件応募して結果に繋がらないと、すぐ諦めてしまう人が意外と多いです。
でも、それでは応募数が全然足りません!
根性のある人は、「一か月で100件以上応募して、1件獲得する」というように、とにかく数をこなしています。
スマートに仕事を獲得するのは難しいので、みんな本気で頑張っています。
だから、「自分はダメだ…」と落ち込む必要はありません!前向きに行動していきましょう。
③実績を武器に高単価案件へ移行する
低単価な仕事やコンペは、駆け出し時期にはおすすめですが、実績が溜まった段階で次のステップへ進むのがいいですね。
特にコンペは採用される保証がないので、ずっとやり続けると正直、疲れてきます…
私はコンペを3ヶ月やり、4〜5個実績を作った時点で辞めました。
その後はプロジェクト形式に応募したり、ココナラなど別のサービスを利用し始めました。
プロジェクト形式でおすすめなのは、制作会社や法人、個人起業家・フリーランスが発注する案件です。
- 制作会社:案件をたくさん抱えているので、気に入ってもらえれば継続して仕事がもらえる。
- 法人:お金があるので高単価で質のいい案件が多い。安く買い叩かれることも少ない。
- 個人起業家・フリーランス:デザイン周りでいろいろな仕事を頼まれることが多く、気に入ってもらえればHP、SNS画像、バナーなど、継続案件をもらえる。
こういった発注者を中心に仕事を探し、継続やリピーター獲得できると、収入も安定してきますよ!
単価について言うと、全体的に低単価の案件が多いですが、たまに「トップページデザイン1枚20万」みたいな美味しい案件もあるので、私も今でもたまに覗いたりしています(笑)
まとめ:迷ってるなら挑戦!稼げるかどうかは行動あるのみ
クラウドワークスについては賛否両論ありますが、私は駆け出しの時期に利用して本当に良かったと思っています。
その大きな理由は、
- すべてがオンラインで完結する
- 隙間時間に取り組める
- 初心者向けの案件が豊富にある
- リアルな案件をこなす練習ができる
- 実績を作り次のステップに進む準備ができる
こういったメリットがあります。
初心者だと最初の一歩を踏み出すのが不安な人もいるかもしれませんが、そんな心配は不要ですよ!
私も最初は「こんな素人に依頼してくれる人なんているのかな?」と不安でしたが、実際に挑戦してみたらちゃんと依頼してくれる方がいました。
気がついたら不安を感じる暇もなく必死にやっていましたね。
何事もやってみないと結果はわからないので、まずは行動してみるのが大切です!
まずはクラウドワークスに登録して、どんな仕事があるかチェックするところから始めてみてくださいね。
\ 初心者デザイナー向け案件も豊富! /