こんにちは!Webデザイナーの@AoiDesignです。
デザイナーの皆様、こんなお悩みありませんか?
・デザインの修正依頼が怖い
・自分を否定された気がして落ち込む
私も以前は、毎回のクライアントワークで、このような悩みを抱えていました。
というか、デザイン歴6年以上経った今でも、同じ気持ちになることがあります。
この「修正依頼に対するメンタル問題」は、特に初心者デザイナーを悩ませるテーマの一つだと思います。
今回は、未経験からWebデザイナーになり、6年以上活動してきた私が、この問題とどう向き合っているか、改めて考えてシェアしたいと思います。
同じ悩みを抱える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
Webデザインの修正依頼が怖くなる3つの理由


- 自分自身が否定されたように感じるから
- 期待に添えない不甲斐なさを感じるから
- スケジュールへの焦りを感じるから
①自分自身が否定されたように感じるから
1つ目は「修正依頼=自分自身を否定された」と感じてしまいやすいからです。
多くのWebデザイナーにとって制作物は、自分のアイディアやセンスで作ったものだという感覚があると思います。
だからこそ、デザインに対する単なる意見であっても、
・私のセンスが悪いってこと?
・私のデザインスキルが低いって言いたいの?
と、なぜか「デザイン」と「自分自身の能力」を結びつけて受け取ってしまうんですよね。
②期待に添えない不甲斐なさを感じるから
2つ目は、お客様の期待に添えない自分への不甲斐なさを感じてしまうからです。
Webデザイナーとしては、お客様の要望を理解し、喜んでもらえるものを作りたいと思っています。
だからこそ、たくさんの修正依頼が来てしまうと、自分のスキル不足を実感させられ、期待に応えられなかった自分を責める気持ちが湧いてくる方も多いです。
お客様は単に、より良いものに仕上げたくて修正依頼をしているだけなのに、
- 修正が多い=満足度が低い
- 高評価がもらえないかも
こんな風に、デザイナー側が深刻に捉え過ぎてしまうことがあります。
そうして次第に、修正依頼に対する恐怖心が強まっていきます。
③スケジュールへの焦りを感じるから
3つ目は、スケジュールや納期への焦りを感じてしまうからです。
修正依頼が増えると、それだけ制作期間も長くなります。
納期が短ければ焦りも出るし、何度も修正依頼が来ると「永遠に終わらないのでは?」と不安になります。
また、細かい修正依頼を出すお客様や、後出しでの修正依頼に対しては、どうしても
・そんな簡単にできる修正じゃないのに
・追加料金を払って欲しい
などと、こちらのイライラも増してきます。
特にフリーランスの場合は「時給単価」が大切になってきます。
なので、修正が増えて制作期間が長くなるほど「この仕事じゃ割に合わない」と感じてしまう原因にもなります。
実際に効果があったメンタルを保つ3つの方法


修正依頼に対して、どんなメンタルで望めば良いのか?
ここでは、私が実際に試して効果があった3つの心の持ちようを解説していきます。
- 修正依頼=自己否定ではないと理解する
- 成長するチャンスであると捉える
- 感情的にならず淡々と作業をこなす
①修正依頼=自己否定ではないと理解する
まず一つ目は「修正依頼は決して、自分へのダメ出しではない」と理解しておくことです。
相手は単に要望を伝えているだけであり、あなた自身を否定してはいません。



私がこの点を強く実感したのは、逆の立場(=お客様側)になった時でした。
「ココナラ」を通じて、イラストレーターさんにアイコンのデザインを依頼したことがあります。
その際、初校でもらったデザイン案に対して、私はいくつか意見を伝えました。
例えば、
- 洋服の色を、もっと明るめにしたい
- 表情を、少し笑っている感じにしたい
といった感じ。
私はその時、単純に「デザインに対するお願い」をしたのであって、相手のスキルを疑ったり、ネガティブ評価をしたり、といった気持ちが全くなかったです。
そこで改めて「私の修正依頼へのとらえ方」にこそ問題があったんだ、と感じました。
デザインは、お客様と一緒に作っていくものです。
相手は「評価をする人」ではなく「一つのゴールに向かい、一緒に作り上げていくパートナー」という意識を持つことが大切ですね。
②成長するチャンスであると捉える
2つ目は、修正依頼を「Webデザイナーとして成長するチャンス」だと捉えることです。
なぜなら私自身、もらったフィードバックを取り入れて修正をした結果、デザインがさらに良くなったという経験がたくさんあるからです。
特に、私のようなフリーランスは会社に属していないため、上司や先輩に当たる人がいません。
普段の仕事の中で、自分のデザインにフィードバックをくれる人がいないわけです。
そうなると、いつの間にか「自分よがりのデザイン」を作るようになってしまう危険性があります。



私は正直、以前は、スクールの先生や先輩のフィードバックは受け入れられても、お客様からの意見は素直に聞けない時期がありました。
でも、よくよく考えると、私が普段作っているデザインを実際に見るのはプロではなく、一般の方(=非デザイナー)です。
だからこそ、一般のユーザーが感じる反応のほうが、実はもっと重要なのではないか?と気づくようになりました。
その結果、以前よりも修正依頼に真摯に向き合えるようになりましたよ。
なぜお客様はそう思ったのか?意図や要望を、より深く考える姿勢が身についたと思います。
③感情的にならず淡々と作業をこなす
3つ目は「修正依頼は、淡々と作業としてこなせばいい」と考えることです。
私はWebデザイナーになってから、何百回と修正依頼を経験してきました。
ただ、今だにタイミングが悪いと、
- 修正依頼に対してネガティブな感情になる
- 正直イラついてしまう
といったことがあります。
また、自分なりに「こうした方がいいですよ」と提案しても、それでも相手は「やっぱりこうしてほしい」と意見が食い違うことも。
そうした場合は、自分の意見を無理やり通すのではなく、相手の希望を尊重し、希望通りに修正します。



感情的になって作業するのも疲れるので、私は感情を無にして、淡々と作業するスタンスで進めています
そうすることで、自分を守りながら、効率よく仕事を進められるようになります。
修正依頼を少なくするためにやるべき3つのこと


- 違和感は提出前に必ず取り除く
- 知識とスキルを磨く努力をする
- 制作意図の説明をしっかり行う
①違和感は提出前に必ず取り除く
1つ目は「制作段階で感じた違和感は、必ず取り除いておく」ことです。
「違和感」というと、例えば
- このフォントだとしっくりこないな
- ここの背景色、微妙な気がするな
- この人物だと、ちょっと合わない気がするな
このような引っかかりのことです。
違和感を放置してはいけない理由は「ほぼ確実に、その部分で修正依頼が来るから」です。



私も実際、過去に何度も「やっぱり案の定、そのまま指摘されちゃった」という経験があります。
自分の中にある違和感は、そのままにせず、修正してからお客様へ提出しましょう。
その方が、デザイン全体の完成度が上がるし、修正量もグッと減りますよ。
②知識とスキルを磨く努力をする
修正依頼を減らす2つ目の方法は「デザインスキルを上げること」です。
当たり前かもしれませんが、実際に私も、いちばん修正回数が多くて辛かったのは、経験値が低かった初心者時代です。
当時のデザインを振り返ると「これじゃあ、大量に修正依頼されるよね」と思うレベルのものを作っていました。
やはりデザインは、作った数だけ上達するものだといえます。
どれだけ「理論や知識」を頭に入れても、実際に手を動かしてクライアントワークをこなさない限り、クオリティは上がらないのも事実です。
ですので、修正を減らしたいなら、常にスキルを磨く努力が必要といえますね。


③制作意図の説明をしっかり行う
3つ目は「事前のヒアリング」をしっかりした上で「制作意図」をきちんと説明することです。
まず「ヒアリング」ですが、ここが曖昧なまま制作を始めると、後から「修正地獄」におちいります。



例えば、私は以前「ポップなフォントでお願いします」というバナー案件を受けたことがあります。
私の頭の中でのポップは、「丸みがあってぷっくりした文字」というイメージでした。
なので、その前提で制作したのですが、実際に相手が求めていたのは、女性が好みそうな「手書きでラフな雰囲気の文字」だったんですね。
それが分かった瞬間「確かに、それもポップといえるかも」と、認識のズレを痛感しました。
ポップ以外にも
- かわいい
- クール
- スタイリッシュ
といった、一見して共通認識がありそうな表現も、年齢や性別によって「思い描くイメージ」が異なることも多いです。
勝手な思い込みで制作をスタートしてしまうと、時間のムダになるし、認識のズレによる修正が発生してしまう。
これが、ヒアリングが大事になってくる理由です。
そして、もう一つ大事なのが「制作意図」をちゃんと説明することです。
なぜなら、「なぜこのデザインなのか?」をお客様が理解できれば、修正回数が一気に減るからです。
例えば、お客様が事前に用意した写真とは、別の素材をデザイナー側が提案したとします。
何も説明せずにそのまま提出したら、「希望と違うんですが…」と修正依頼が来ます。
でも、もしデザイナー側で
- なぜこの写真の方が良いのか?
- どんな意図でこの写真を選んだのか?
- なぜこの表情の人物にしたのか?
こういった“プロとしての根拠”を説明できれば、逆にその案を採用してもらえることがあります。
お客様はデザインの専門家ではないので、自分でも理由がわからないまま、思いつきで修正依頼をすることもよくあります。
そんな時にデザイナー側が、理屈を説明できれば、相手も「なるほど、じゃあこのままで!」と納得して安心してくれます。
すると、修正依頼も減りますよね。
なので「制作意図」の説明は、きちんと丁寧にすることが大切になってきますよ。
まとめ:メンタル問題は放置せずに対処法を学ぼう
修正依頼で傷ついてしまったり、メンタルがやられてしまうのは、Webデザイナーの「あるある」だと思います。
この「メンタル問題」は、曖昧なまま放置してしまうと、
- デザインの仕事が嫌いになる
- 仕事を取るのが怖くなる
- 本当はできるのに前向きに動けなくなる
こんな状態につながってしまいます。
だからこそ、「自分のメンタルを安定して保つ方法」を、一度はきちんと学んで身につけておくことが大事だと思います。
この記事が、少しでも役に立てば幸いです。












