【ペライチLPで月10万】初心者デザイナーで達成した方法とステップ

今回は、駆け出しデザイナー向けに「ペライチLPで稼ぐ方法とステップ」を解説します。

私はフリーランス1年目にペライチLPを活用し、月8〜15万円の収入を得ていました。

この記事では、その実体験を元に、ペライチLPのメリットやデメリット、そして稼ぐためのステップを詳しく解説していきます。

ペライチを使い販売・集客・広告向けのLP制作します お手頃価格！修正回数無制限だから納得いくLPが手に入る

ペライチLP（ランディングページ）とは？

ペライチは、誰でも簡単にホームページやランディングページが作れるサービスです。

高品質なテンプレートが用意されており、テキストや写真を置き換えるだけで、簡単にページが完成します。

さらに、決済や予約機能、フォームなども導入可能です。

テンプレのジャンルも豊富↓

なぜペライチLPの需要があるのか？稼げる3つの理由

安くLPを作りたい起業家、個人事業主が多い

「ある程度のクオリティのLPを、お手頃価格で作りたい」というニーズがあります。

多くの場合、起業したばかりの方や小規模ビジネスを営む個人、フリーランスの方々です。

こういった方々は、LPに何十万円も費やすことができません。

一般的な制作会社にLPを依頼すると、最低でも20〜30万円、高ければ50〜100万円前後かかることが一般的です。

そのため、「ペライチを使えば安く作れるらしい！」という情報をもとに、依頼先を探し始める方が多いです。

Web知識がない人でも簡単に編集ができる

ペライチは専門知識がなくても、簡単にWebサイトを作成できます。

基本的にはテンプレートに沿って、テキストや写真を入れていくだけでOKです。

LPの依頼でよくあるのが「納品後にも自分で編集したい」という要望です。

通常のLPは、Web制作の知識がないと修正が難しく、その際に追加料金が発生することが多いです。

しかし、ペライチなら維持費がゼロで、納品後の編集もお客さん自身で簡単に行えます。

見栄えのいいページを依頼したい人が多い

と思うかもしれません。ですが、そうではないケースもあります。

「多少お金を出してでも、見栄えのいいページを作りたい」と考える方も多く、例えば以下のようなケースがあります。

実際、ペライチである程度プロっぽいページを作るのは、素人には少し難しいです。

たとえば、写真サイズがバラバラでレイアウトが崩れたり、テンプレートをそのまま使っただけではインパクトに欠けることがあります。

その結果、「20万は出せないけど、5万円でやってくれるならお願いしたい」と考える人が出てくるわけです。

初心者デザイナーがペライチでLPを作る3つのメリット

コーディング（HTML/CSS）のスキルがいらない

ペライチは、ノーコード（HTML/CSSの知識がいらない）サービスです。

そのため、コードが書けない、または自信がないデザイナーでもLP制作を仕事にできます。

当時はPhotoshopを使ったバナー制作をメインで受注していましたが、「もっと単価の高い仕事がしたい」という気持ちがずっとありました。

そんな時にペライチの存在を知り、ココナラで出品を開始したわけです。

ペライチLPを始めてからは、月10万円前後は安定して稼げるようになり、とても嬉しかったですね。

ちなみにペライチでは、レスポンシブにも対応しています。

レスポンシブとは、PCやタブレット、スマホなど、どの端末でも綺麗に表示させる手法のこと。

駆け出し時期のステップアップに使える

ペライチLPは、駆け出しデザイナーにとって良い足がかりになります。

特に「いきなり10万以上するLPを売るのはハードルが高い…」「まだ仕事に慣れていないので失敗が怖い」といった方にピッタリです。

まずはペライチLPで稼ぐ感覚や仕事の要領、お客さんへの対応方法を経験してみるのがいいでしょう。

約1年間ペライチLPで収益を上げつつ、空いた時間でコーディングのスキルを習得。

その後、コーディングで作るLPの販売が軌道に乗ったタイミングで、ペライチから卒業しました。

結果として、ペライチ時代の2倍以上の価格でLPを提供できるようになり、スキルアップの重要性を実感しました。

スムーズにコーディングLPに移行できたのも、ペライチ時代の実績とノウハウがあったからだと言えます。

決済や予約機能を簡単に実装できる

決済や予約機能の導入が簡単にできるのも、ペライチの大きな魅力です。

初心者デザイナーの場合、こういった機能の実装をお願いされても、どう対応したら分からないと思います。

例えば「フォーム作成」の場合、実装方法はいくつかあります。

WordPressを使ったり、他社のHTMLを埋め込んだり、PHPで自作したりと、選択肢が多く、実務経験が少ないとどれが最適か判断するのが難しいです。

しかし、ペライチでは、必要な機能をすべてペライチ内で簡単に追加できます。

誰でも直感的に操作できるので、自信がないうちはペライチを活用するのが良いでしょう。

初心者デザイナーがペライチでLPを作るデメリット2つ

高くても1件5〜8万円が相場になる

ペライチLPの価格相場は、一般的に高くても5〜8万円程度です。

なぜなら、より高い予算がある場合、多くのクライアントはペライチを使用せず、オリジナルのLPを作成するサービスを選ぶからです。

ココナラの場合、安いと15,000円ほどですね↓

10万円以上もありますが、これも実績とクオリティが高い人に限られます。

そのため、ペライチLPだけで月に30万円以上稼ぐのは難しいかもしれません。

慣れてくると、1ページを平均5〜6時間で作成でき、月に3〜4件の受注ができます。

ただし慣れるまでは時間がかかるし、プライベートが忙しい人だと少しキツイかもしれません。

カスタマイズの自由度が低い

ペライチのテンプレートを基にした制作は、カスタマイズの自由度が低いです。

オリジナルサイトのように自由自在にレイアウトを組んだり、動きをつけることはできません。

そのため、デザインにこだわりがあるお客様には、購入前にしっかりとヒアリングを行う必要があります。

具体的には、

を確認し、場合によっては依頼を断る判断も必要です。

ただし、テンプレートの中身は自由に入れ替え可能で、Photoshopなどで画像部分を作成することで、プロらしいページを作ることもできます。

ペライチLPで稼ぐ5ステップ

1：ペライチに新規登録

まずはペライチに新規登録を行いましょう。

登録時には「30日間無料のプロフェッショナルプラン」を選ぶのがおすすめです。

期間終了後に自動で課金されることはありません。何もしなければ無料プランに移行します。

プロフェッショナルプランは、ペライチの全ての機能が使える「6,910円/月」のプラン。
この無料期間中に、ペライチの機能を一通り試すことができます。

2：ペライチのプランや機能を知る

ペライチでLPを仕事にするには、各プランや機能、テンプレートの使い方をしっかり理解しておく必要があります。

まずは、自分でテーマを決めて2〜3ページ作ってみるのが良いでしょう。

直感的な操作で徐々に覚えていけるため、ヘルプやサポートを見なくても問題ありませんが、なるべく多くの機能に触れておくことが重要です。

なぜなら、実際に仕事を受けると、クライアントから様々な質問が寄せられるからです。

といった具体的な要望がよくあります。

特に、無料プランと有料プランで使える機能の違いについては注意が必要です。

私も経験がありますが、

といったことが起こりえます。

3：ペライチの公開方法と基本設定を知る

ページを作成した後は、ワンクリックで公開できます。

ただし、その前に「基本設定」を済ませておく必要があります。

これらの設定は、Web制作をする上で必須の知識です。

なぜなら、これらの要素がページの検索順位やGoogleからの評価に直接影響を与えるからです。

適切に設定することで、作成したページが効果的に売上や集客アップに貢献することができます。

特に、SEO対策やOGP設定については、お客さんから依頼される前にデザイナーが積極的に提案・設定してあげると、喜ばれると思います！

4：サービス出品＆営業活動

ペライチを一通り理解し、自信を持ってページが作れるようになったら、いよいよ営業活動を始めましょう。

ただその前に、一つ準備すべきなのが「ポートフォリオ」です。

ポートフォリオとは、実績やサンプル品を入れて作るPRのための作品集のこと。

営業活動の際に、自分がどのようなページを作れるのかを示すために非常に重要です。

具体的には、1〜3ページほど、自分でテーマを決めてサンプルページを作成しておくと良いかと思います。

そして営業活動ですが、案件を獲得する方法はいくつかあります。

サービス内容や書き方について参考にしていただいて大丈夫です。

5：受注して制作、納品

案件の受注が決まった後の制作〜納品までの流れは以下になります。

実際にペライチでページを作成する前に、ラフ案（＝大まかな設計図）を作っておいた方がいいです。

なぜならその方が圧倒的に作業が早く進み、その分時給も高くなるからです。

その結果、時給換算で8,000円〜1万円程度となり、かなり効率よく収入を得ることができました。

経験からわかったペライチLPで稼ぐ3つのコツ

重要箇所は画像で作るのがおすすめ

ページにおける重要箇所については、PhotoshopやFigmaなどのデザインツールで作るのが最もおすすめです。

なぜならその方が自由なデザイン表現ができ、ページにメリハリやインパクトを出すことができるから。

デザインツールで作成した画像を取り入れることで、デザイナーに依頼する意味がしっかりと出てきます。

素人でもできる作り方ではなく、プロのデザインスキルを活かすことで、お客さんの満足度が高まります。

こんな感じ↓

マーケティング＆ライティング知識を学ぶ

LPを効果的に作るためには、単にデザインスキルだけでなく、マーケティングやライティングのスキルも必要です。

なぜなら、LPは売上や集客力アップなど「成果」に繋がるページではなければいけないから。

これらのスキルを身につけることで、デザイン力がそこまで優れていなくても、成果を上げるページを作ることができます。

結果的に、そういったデザイナーにお客さんは集まります。

なので、幅広い知識を持っておくことが、より稼げるデザイナーへの第一歩です。

本を何冊か読むだけでも、マーケティングやライティングの深い知識が身につきます。

ぜひ参考にしてください↓

実績が溜まったら値上げをする

ペライチLPで収益を増やすためには、実績が積み上がったタイミングでの値上げが重要です。

というのも、ペライチLPは高単価で売れるわけではないため、値上げしないと消耗戦になってしまうからです。

例えば、私は以下のような流れで値上げをしました。

値上げをしても、実力とクオリティがしっかりと伴っていれば、お客さんが減ることはありません。

むしろ、安さだけを求める“やっかいな客”が減ることで、よりスムーズで気持ちの良いやり取りができるようになります。

まとめ：駆け出し時期はペライチLPを使って稼ごう！

ペライチLPは、駆け出しデザイナーが最初に稼ぐために最適な手段と言えます。

ノーコードで制作できるため、デザインのスキルや稼ぐ感覚、仕事の要領を実践的に学ぶことができます。

しかし、決して簡単にラクに稼げるわけではありません。

ペライチの機能や使い方をしっかりと把握し、プロとして満足してもらえるページを作ることが求められます。

本記事では、私の実体験を基にした稼ぐコツや、実際に私がココナラに出品していたページも紹介しています。

これらを参考にして、ぜひペライチLPにチャレンジしてみてくださいね！