・AIでWebデザイナーはもうオワコン?
・これから目指す意味はある?
今回は、そんな不安を抱えた方向けの内容になっています。
こんにちは!Webデザイナーの@AoiDesignです。
最近SNSでは、多くの方が「AI時代のWebデザイナーの将来性」を悲観的に語っているのを目にするようになりました。
その一方で、
むしろ「AI」のおかげで、Webデザイナーはこれまで以上に稼げて、将来性が高まる
こう話す人もいます。
そんな議論を踏まえて、零細フリーランスデザイナーである私は「Webデザイナーの将来性をどう考えているのか?」
個人的な意見を書いてみたいと思いました。
あくまで、私個人の感覚となりますが、これからWebデザイナーを目指したいという方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。
AIによってWebデザイナーの仕事がなくなると言われる理由
今やAIの進化によって、誰でも簡単にデザインが作れる時代になりました。
バナーなどの画像だけではなく、WebサイトやLPのデザイン、コーディング(実装工程)までが、テキストで指示を出すだけで、作れてしまいます。
▼例:チャッピーに作ってもらったバナー(所要時間1分)





こうなると、AIでデザイナーが不要になると言われるのも納得ですよね。
バナー制作の相場は「3,000〜5,000円/枚」ですが、AIに作ってもらえばそのお金が浮くし、依頼にかかる手間と時間も節約できます。
デザイナーとの面倒なやり取りもいらない。嫌な顔せずに何度も修正に応じてくれる。
「それなら、AIでいいじゃん!」と思う人が増えるのも当たり前です。
私が「Webデザイナーは無くならない」と思う3つの理由


AIでデザインが作れるようになったとはいえ、私は「Webデザイナーがここ数年でなくなる」とは思いません。
確かに、画像の切り抜きや加工など「単純作業」の中には、完全に代行される仕事もあると思います。
一方で、「こういったタイプの仕事は、まだまだ人が必要」と思われるものがあります。
ここでは、そういった仕事タイプを3つに分けて解説していきます。
- AIが作ったデザインの修正をする仕事
- 目的達成やハイクオリティが求められる仕事
- コミュニケーションやディレクションが必要な仕事
①AIが作ったデザインの修正をする仕事
1つ目は、AIで作ったデザインの修正や改善の依頼です。
AIはとても見栄えがよく、一見するといい感じのデザインを作ってくれます。
しかし、それが必ずしも「理想通りのデザイン」や「効果が出る(=クリック率が高いなど)のデザイン」とは限りません。
こんな悩みが出てくる
- AIでサイトを作ったけど、思い通りにならない
- ChatGPTで作ったバナーがクリックされない
- 修正したいけど、どこを直せばいいか分からない
非デザイナーの場合、AIが出力したデザインに対して
- どこが悪いのか?
- なぜ成果が出ないのか?
- どう改善すればいいのか?
- いいデザインの基準って何?
といったことを判断するのが難しい。
その結果「やっぱりプロに聞いた方がいいかも」となり、デザイナーへ依頼が来るわけです。



そう考えると、AIが普及すればするほど、修正依頼のお仕事が無限に増えていく可能性もありますね。
②目的達成やハイクオリティが求められる仕事
2つ目は、ビジネスの「目的達成」のために作るハイクオリティなデザインを作る仕事です。
ビジネスの目的例
- お問い合わせ数の増加
- 商品・サービスの販売
- 採用応募数の増加
- ブランドイメージ向上
AIでは確かに「整ったキレイなデザイン」を作れます。
しかし、それと「目的を踏まえて、どんなデザインが最適なのか?」を判断して作ることは別の話です。
AIにだって、その辺の判断や提案はできるかもしれませんが、全てを丸投げすることはまだまだ難しいはず。
そこには人が介在して、目的や検証・分析結果などをプロのデザイナーと共有した上で、しっかり人に届けるデザインを作る必要があると思います。



私はAIで作られたデザインを見ると「あ、これAIっぽいなぁ」という反応が先に来てしまい、内容が頭に入ってこないことが多いです。
③コミュニケーションやディレクションが必要な仕事
3つ目は「お客様とのコミュニケーション」や「制作全体の進行」が重要になる仕事です。
そもそも、デザインを依頼するお客様の多くは、デザインの専門家ではないです。
「バナーやHPは自分じゃ作れない」「作る時間がない」だからこそ、お金を払ってプロに依頼をします。
そうなると、AIでデザインが作れるようになったからとて、
じゃあ、これからは自分たちですべて作ろう!
とは、必ずしもならないと思います。
多少お金がかかったとしても、プロにお願いした方が結果的に効率がいいと考える人も多いはず。
また、お客様の多くは「面倒なことをできるだけ任せたい」と考えて依頼する方もいます。
デザインのことは分からないから、自分たちの悩みや要望を汲みとってくれ、面倒なデザイン周りのことを丸っと対応してくれる
そんなデザイナーを求めているわけです。



つまり、お客様が欲しいのは、単なるデザインデータだけではなく、「安心して任せられる相手」といえます
そう考えると大事なのは、「コミュ力」だったり、「提案力」たっだりすると思います。
・こういう方向性はいかがでしょうか?
・この場合はこちらの方が効果が期待できそうです
・細かい部分はこちらで進めますのでお任せください!
といった提案やサポート。
こうした役割は、現時点ではまだ人間がやるべき領域だと思います。
私が思う「AI時代に生き残れるWebデザイナー」の3つの特徴


- 時代に合わせてAIを積極的に学べる
- 幅広い知識を持ちお客様の要望に応えられる
- Webデザインでビジネスの成果を出せる
①時代に合わせてAIを積極的に学べる
1つ目は、新しいAIツールを積極的に学び、仕事に取り入れられるデザイナーです。
WebやAIの世界では、毎年のように新しいツールが登場します。
中には、それらのツールを覚えなければ、受注が難しいといった案件も増えてきています。
例えば一昔前は、デザインツールといえばアドビの「Photoshop」や「Illustrator」が定番でした。
もちろん、今でも現場で使われており、それだけでも仕事はできます。
しかし、ここ数年で圧倒的に人気が高まり利用者が増えているのが「Figma(フィグマ)」です。
実際、お仕事案件を見ると「納品データはFigmaを希望」だったり、IT系企業の応募条件に「Figmaが必須」となっているのを目にします。
これからWebデザインを学ぶなら、個人的にはFigmaは不可欠だと思っています。



私も以前はPhotoshop派でしたが、今年デイトラというスクールでFigmaを本格的に学びました。
▼受講レビューも書いています。


こんな感じで、Webデザイナーとして生き残っていくためには、積極的に新しい技術を学ぶ姿勢が大事になってくると思います。
②幅広い知識を持ちお客様の要望に応えられる
2つ目は、幅広い知識を持ち、お客様の細かな要望に応えられるデザイナーです。
これからのWebデザイナーは、単純に「作る人」ではなく、「ディレクターの役割も担える人」を目指すべきだと言われます。
つまり、制作だけではなく、幅広い視点から相談に乗ったり、提案ができるデザイナーであることが大切です。



例えば以下は、私がここ数年でもらった相談内容の一部です
- サイトに予約機能をつけたいので、おすすめのサービスを知りたい
- 制作したLPの広告運用についてアドバイスがほしい
- ブログ機能はWordPressとSTUDIO、どちらがいい?
- 社内で共同編集できるサイトを作りたい
- 他社制作のサイトで成果が出ないので、改善案がほしい
- LPに合わせて営業用のスライド資料も作ってほしい
こういった相談に答えるには、単にPhotoshopやHTMLのスキルがあるだけでは無理ですよね。
逆にいうと、こういったお困りごとを相談でき、有益な提案をしてくれるWebデザイナーは、重宝されます。



それが「リピーター」や「紹介案件」の獲得に繋がっていくわけですね。
③Webデザインでビジネスの成果を出せる
3つ目は、Webデザインの力で「成果」を出せるデザイナーです。
デザインを依頼するお客様が、本来求めていることは、
- 売上の向上
- お問合せ数の増加
- 採用応募数の増加
- 来店率アップ
- 認知度の向上
こういったもになります。
そして、デザインの力を使い、これらを達成できるWebデザイナーは無敵です。



もちろん簡単ではないので「日々の勉強」と「経験値を上げること」が重要になってきますね
役立つデザイン周辺知識
- Webマーケティング
- 広告運用
- Webライティング
- SEO
- Web解析
- LPOなど
学ぼうと思えば、学ぶことはたくさんあります‥
逆にいうと、単純にデザインを作ることだけが好きで
・マーケティングには興味がない
・ライティングは苦手だから勉強したくない
このような方は、AI時代にWebデザイナーとして活躍していくのは、厳しいかもしれません。
まとめ:深く考えすぎず、まずは一歩を踏み出そう
述べてきたように、私個人的には、ここ数年でWebデザイナーが不要になることはないと思っています。
ただ、これからWebデザイナーを目指す方の中には「デザイナー不要論」を前に、学習をためらっている方もいるはずです。
そういった気持ちも理解できますが、実際、将来どうなるかは、誰にも分かりません。
もしかしたら来年、すごいツールが登場して、デザイナーが完全にいらなくなる未来が来るかもしれません。
逆に、5年後10年後も、今と同じようにWebデザイナーが必要とされ続けている可能性もあります。
だからこそ、将来性などはあまり考えすぎずに、学んでみたいと思った今、一歩を踏み出してみていいのではないかと思います。
このブログでは、Webデザイナーを目指す方向けの記事をたくさん書いています。
もしよければ、他の記事も参考にしてもらえたら嬉しいです。





