ココナラで変なお客さんに当たったらどうしよう…
このような不安を抱えていませんか。
今回は、ココナラ歴5年以上の私が「地雷案件の特徴」と「トラブルを未然に防ぐ方法」をシェアしていきます!
残念ながら、ココナラでは地雷案件に巻き込まれて嫌な思いをしたという人がいます。
実際に巻き込まれると大変なので、相談が来た段階で「これは地雷かも?」と見極めるスキルを身につけておくと安心です。
今回お伝えする内容を知っておけば、地雷案件をスルーして、いいお客さんと気持ちよく仕事ができるようになりますよ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
この記事を書いた人
あおい(@aoidesign)
2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。
モンスター客やクレーマに遭遇してしまった場合の対処法は下記でまとめています。
【ココナラ】地雷案件の特徴を4つご紹介
まず最初に、地雷案件になる可能性が高い購入者の特徴を4つご紹介します。
- 星の数が少ない
- 上から目線の文章
- 納期が短い
- サービス内容を明らかに読んでいない
①星の数が少ない
まず最初に気をつけたいのが「評価(星)の数」が少ない人です。
具体的には、評価が4.5以下の人に対しては、依頼を受けるかどうか慎重に考えたほうがいいかもしれません。
ココナラの評価とは?
毎回の取引終了後に、購入者と出品者がお互いに「星5段階」「コメント」でする評価のことです。
でも、星4.5って結構高いんじゃないの?
実はココナラでは、特に問題がなければ星5をつけるのが普通なんです(もちろん強制ではないです)
なので、星が4.5を切っているとなると、何かしら過去にトラブルがあった可能性があります。
例えば、出品者に星が減ってる場合は、納品物のクオリティに関する不満があったのかもしれません。
一方で、購入者に星が少ない場合は、態度やマナー、やり取りのスピード、要望が不明瞭だったりといった問題が考えられます。
そう考えると、少し気をつけたほうがいいですよね。
とはいえ、詳しい事情は分からないので、実際にメッセージのやり取りをしてみて、相手の対応に違和感があれば、その時点でやめておくのが賢明だと思います。
補足
ココナラの評価は、いろんな要素が影響して決まるので、必ずしも「星が少ない=危ない人」とは限りません。
例えば、私も過去に自動評価で星1がついてしまったことがあります…
原因は私のミスで、購入後48時間以内に返信をしなかったからです。その後、改めて依頼をいただいて、無事に納品できました。
なので、評価はあくまでも一つの目安として、最終的にはやり取りを通じて判断するのが大事です。
②上から目線の文章
次に気をつけたいのが「上から目線の文章」を送ってくる人ですね。
頻繁にはいませんが、たまに遭遇します。
私はこういう場合、丁寧にお断りするようにしています。
具体的には、こんな感じのメッセージです(実際に私が過去にもらったもの)
クオリティはもちろん、スピード重視でお願いします。あと、なるべく短期で仕上げてもらえますか?
今他社と比較中なので、御社に頼めばどんな良いことがあるのか、まずそれを聞かせてもらっていいですか?
この内容でその料金はちょっと高いと思うんですが、どうなんでしょうか?
こういう人たちは、依頼者と出品者が対等な関係ではなく、「お客様だから自分が上」というスタンスで、無理な注文や指示をしてくる可能性が高いです。
受注してしまうと、精神的に疲弊します…なので、文章に違和感を感じた時点でお断りするのが良いかと思います。
③納期が短い
極端に短い納期を求めてくる案件は要注意です。
理由は、相手の都合に振り回されて、こちらが疲れてしまうからですね。
特に、私のようにWebサイト制作をしていると、修正が発生することが一般的ですが、受注前の段階でどれだけ修正があるかは、正直わかりません。
なので、本当に短い納期で相手が納得いくものを仕上げられるかは分からないのです。
もし納期に間に合わなかった場合、低評価をつけられるリスクもあります。
こう考えると、短納期の案件を受けるのは、リスクが高いことがわかると思います。
実は、私は過去に「10日でランディングページを納品する」という案件を受注したことがあります。
その時の依頼主は「新規事業のスタートが間近に迫っているので、急いでほしい」と依頼してきたんですが、結果的に相当振り回されてしまい、嫌な思いをしました。
その依頼主はあまり計画性がなく、スケジュール管理もできていない様子でした。
新規事業で焦っていたのもあって、受注後に要求が二転三転して、こちらが完全に振り回されるハメに…
そんな感じで対応に追われて、他の案件にも影響が出てしまったので、それ以来、極端に短期の案件は受けないようにしています。
④サービス内容を明らかに読んでいない
サービス内容をちゃんと読まずに、あれこれ質問や要求をしてくる人も要注意です。
こういう人たちは、文章を読むのが面倒くさいと思っていたり、注意事項をしっかり読まないことが多いです。
なので、仮に受注してやり取りを始めても、注意事項を見逃して後からクレームをつけてきたり、何度も同じ説明をするハメになり、こちらの手間と労力がかかります。
そもそも、ココナラには各出品サービスの紹介ページに、必要な基本情報が全部書かれています。
例えば、
- 料金
- 納期
- サービスの範囲
- 特徴
- 購入にあたってのお願い
などですね。
例えば、私の出品サービスはこんな感じです↓
商品をより魅力的に伝え思わず欲しくなるLP作ります Web集客や売上アップをデザインの力でサポートもちろん、これを踏まえた上で追加の質問をしてくるのは全然OKなんですが、明らかにサービス内容を読んでない人もいます。
例えば、私は「ランディングページ専門」でサービスを出品していますが、こんなメッセージをもらったことがあります。
ホームページ作成と動画編集をお願いしたいです。
予算は1万円なんですが、お願いできますか?(※出品ページには「16万円」と書いてあります)
他社で作ってもらったホームページの修正をお願いしたいです。
もしかしたら、単なる勘違いでメッセージを送ってきた可能性もあります。
ただ、明らかにサービス内容を読んでないと分かる場合は、受注を慎重に検討した方がいいと思います。
【ココナラ】地雷案件やトラブルを未然に防ぐ7つの方法
ここからは、ココナラを5年以上利用して得た「地雷案件やトラブルを避ける方法」を7つご紹介します。
- 嫌な勘が働いたら断る
- 直接購入されない設定にしておく
- 購入タイミングの見極め
- 安く売りすぎない
- 自分のスキルを上げる
- 注意点は直接伝える
- 料金やオプションの説明は丁寧に
①嫌な勘が働いたら断る
まずは「嫌な勘が働いたら断る」、これが大事です。
やり取りしてる中で「なんか違和感あるなぁ…」と感じたら、そこで断るのがベスト。
なぜなら、その直感は当たるからです。
私も昔、最初のメッセージでなんとなく「この人、嫌な感じするな…」って思った方から仕事を受けたことがあります。
当時は初心者で、とにかく実績を増やしたくて、そのまま受注しちゃったんですね。
でも案の定、後から理不尽な修正依頼が続いたり、きつい言葉を投げかけられたりして、「あぁ、やっぱりやめておけばよかった…」と後悔しました。
ココナラ歴が長くなると、最初にメッセージをもらった時点で「ん?なんか嫌な予感がするな」っていう感覚が磨かれてきます(笑)
これを無視しないことが大事です。
こんな場合は、角が立たないように丁寧にお断りするのがいいでしょう。
私は「受注停止中」の際に使うメッセージを、そのまま送ってます。
こんにちは。
メッセージをいただきありがとうございます。
せっかくご相談いただいたにも関わらず大変申し訳ないのですが、
ここ数日依頼が重なっており、新規のご依頼を一旦セーブしております。
つきましては、今回は制作を承ることができません。
こちらの都合で申し訳ございません。ご理解いただけますようお願い致します。
②直接購入されない設定にしておく
ココナラでサービスを購入する方法は、2つあります。
- やり取りなしで、いきなりサービスを購入する
- やり取りをして、ある程度合意を得た後で購入する
リスクを避けるためには、2の設定にしておくことをおすすめします。
1の設定だと、確かにサービスが購入されやすいメリットがあるようですが、私はデメリットの方が大きいと感じています。
なぜなら、次のような可能性があるからです。
- 勢いで購入して、後からキャンセルされる
- 注意事項をよく読まずに購入し、後からトラブルが起きる
もし購入後にキャンセルとなると、最悪の場合、出品者側の評価が下がってしまうことになります。
つまり、リスクが高いんです。
ですので、出品をする際には必ず「購入前の見積り・カスタマイズの相談を必須」にしておきましょう。
そして、購入前にしっかりと依頼内容をヒアリングし、料金や納期などに合意を得た上で購入してもらう流れにすると安心ですよ!
③購入タイミングの見極め
「この人なら安心してやり取りできそう!」と確信が持てたタイミングで購入してもらうのがおすすめです。
具体的には、まずはメッセージ機能を使って、依頼内容や希望の納期をしっかりヒアリングします。
さらに、細かいヒアリングも行い、必要な情報や素材を提供してもらいます。
たとえば、私の場合はWebサイト制作に必要な原稿や素材を事前に提出してもらいます。
そして「これで作業にすぐ取り掛かれるな」と確認できたら、そのタイミングで「見積もり提案書」を送り、購入手続きをしてもらう流れになります。
出品者の中には、先に購入してもらってから細かいヒアリングを始める方もいると思います。
しかし、これはリスクが高いと個人的には思います。
なぜなら、ヒアリングを進めるうちに、依頼者の要望とこちらが提供できる内容にズレが生じることがあるからです。
さらに、追加のオプション料金が必要になることもあります。
すると「追加料金は払いたくない」とキャンセルされるケースも考えられます。こうなってしまったら面倒ですよね…
なので、購入のタイミングを自分でコントロールすることが大事です。
売りたい気持ちが先行すると、早く購入してもらうことに意識が向かいがちです。
ですが、リスクを考えて冷静に対応するようにしましょう!
④安く売りすぎない
サービスを安売りしないことも、とても大切です。
なぜなら、一般的に「安さ」を最優先に考えるお客さんは、クレーマーになる可能性が高いと言われているから。
実際、ココナラでもサービスの価格によって客層が異なります。
価格が高いと、予算に余裕がある個人や法人が多くなります。こういったお客さんは、基本的に対応が良く、値切ってくることもありません。
一方、安さばかりを追求する客層は、低単価で良いものを得ようとするため、無理な要求や無礼な態度を取られることが多いです。
私もココナラを5年以上利用してきた中で、この点を実感しています。
嫌なお客さんにあたってしまったのは、低単価で販売していた時期でした。
もちろん、駆け出し時期に低単価で提供するのは一つの戦略として有効ですし、私もそうでした。
しかし、実績やスキルが上がるにつれて価格を上げることは、収入の増加だけでなく、トラブルを回避するためにも重要です。
⑤自分のスキルを上げる
「自分のスキルを上げる」というのもトラブル回避の重要なポイントです。
やはりスキルが低く、提供するもののクオリティが低ければ、トラブルにもなりやすいです。
こればかりは、勉強や経験を積むことでしか解決できませんね。
かくいう私も、初心者の頃は、お客様の要望をうまく理解できず、希望とは違うデザインを提案してしまうことが多々ありました。
自分が「いい」と思う勝手なデザインを納品したり、そもそもクオリティが低くてお客様を困らせたこともあります…
しかし、そういった失敗経験を経て、相手の要望をしっかり汲み取る能力や、プロレベルのクオリティに仕上げる力が身についてきました。
今では、クオリティ面でトラブルになることはほとんどありません。
特にデザイン系の仕事では、修正回数を減らして効率よく作業を進めるためにも、スキルアップはとても重要ですね。
⑥注意点は直接伝える
トラブル回避のためには、注意事項を直接伝えることも大切です。
なぜなら、購入者の中には、サービス内容や注意点をしっかり読んでいない人も多いから。
「書いてあるから、理解しているだろう」と安心していると、後でトラブルに発展します…
例えば、デザイナーが納品データ形式をPhotoshop(PSD)で指定している場合でも、購入者がIllustrator(AI)で納品されると勘違いしていることがあります。
後になってから
サービス内容をよく読んでなかった…
AIで作成はムリですか?
こんなふうに言われても、困ってしまいますよね。
そのため、購入前にちゃんと
当サービスはPhotoshopでデザインを作成し、納品データはPSD形式になります
このように念押しして伝えておくと、未然にトラブルを防げますよ。
⑦料金やオプションの説明は丁寧に
お金に関する話は、購入前に個別に説明しておくことが重要です。
なぜなら、お金関係のトラブルは一番発生しやすく、キャンセルや返金対応となると手間がかかるから。
例えば、サービスの料金体系が複雑だったり、オプション料金がある場合は特に丁寧な説明が必要ですね。
あとは、ココナラを通じて支払う金額以外にも発生する料金があるなら、その説明も必須です。
例えば、私はランディングページ制作を販売しています。
ココナラを通じて支払われるのはサービス料金「16万円」と、ココナラの手数料「税込5.5%」だけです。
しかし、ランディングページをネット上に公開するためには、「サーバー」や「ドメイン」が必須で、これらは依頼者に別途用意してもらう必要があります。
Web制作の知識がない方だと、ここがわかっていません。
単純に制作をお願いすれば、全てやってもらえると思っているわけですね。
なので、個別メッセージにて、次のように案内しています。
こちらで制作したページをネット上で閲覧できるようにするには、サーバーとドメインが必要です。
この2点は、依頼者様自身でご用意をお願いしています。
サービスの比較や契約にあたり、不明点があればお尋ねください。
このようにお金に関する事柄は、購入前にしっかり理解と納得を得ておくことが大切ですよ。
- サービスに付随する契約
- 後々かかるオプション料金、維持費
- 著作権の取り扱い
- (デザイナーなら)有料フォントやデータの扱いなど…
まとめ:トラブル回避のコツを知り良いお客さんと仕事をしよう!
最後に!私はココナラ歴が5年以上ですが、嫌なお客さんに遭遇したのは、1〜2回だけです。
ですので、これからココナラを始めようとしている初心者は、そこまで心配する必要はないですよ!
このブログでは、私の実体験に基づいたココナラのノウハウをたくさん発信しています。
特にWebデザイン分野でココナラで稼ぎたい、出品してみたいといった方は、ぜひ発信内容を参考にしてくださいね!
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