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あおい
Webデザイナー
Webデザイン学習者向けノウハウを発信しています。
26歳からWebデザインを開始。副業時代を経て2021年からフリーランスに転身。現在はLPデザイナーとして活動中。
ブログでは購入経験があるおすすめ商品・サービスだけを本音でレビューしています。

【出品者向け】ココナラで地雷案件やトラブルを未然に避ける方法

悩む人

ココナラで、変なお客さんに当たったらどうしよう…

このような不安を抱えていませんか。

今回は、ココナラ歴5年以上の私が

  • 地雷案件の特徴
  • トラブルを未然に防ぐ方法

こちらをシェアしていきます。

残念ながら、ココナラではトラブルに遭ってしまう方がけっこういます。

遭遇してからでは遅いので、お問い合わせの段階で「これは地雷かも…?」と見極める術を知っておくと安心ですよ。

それでは、さっそく見ていきましょう。

あおい

この記事を書いた人
あおい(@aoidesign

2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。

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すでに渦中にある方は、こちらも参考に

目次

ココナラ地雷案件の4つの特徴

まず最初に、地雷案件になる可能性の高い購入者の特徴を解説しますね。

  • 星の数が少ない
  • 上から目線の文章
  • 納期が短い
  • サービス内容を明らかに読んでいない

①星の数が少ない

まず最初に気をつけたいのが「評価(星の数)」が低い人です。

具体的にいうと【評価が4.5以下】の場合は、依頼を受けるかどうかを慎重に考えた方がいいかもしれません。

https://coconala.com/pages/guide_rating
悩む人

でも、星4.5ってかなり高いんじゃないの?

あおい

実はココナラでは、とくに問題がなければ、星5をつけるのが普通なんです(※もちろん強制ではない)

星が4.5以下となると、過去に何かしらのトラブルがあった可能性があります。

もし出品者であれば、納品物のクオリティに対する不満かもしれません。

一方で、購入者の評価が低い理由には、

  • 態度やマナー
  • やり取りのスピード
  • 要望が不明瞭

こういったものが考えられます。

この点を踏まえると、気をつけた方がいいといえます。

とはいえ、くわしい事情は分からないので、実際のやり取りから判断しましょう。

もし相手の対応に違和感があれば、受注はやめておいた方が賢明です。

ココナラの評価は、いろんな基準で決まるので、必ずしも「星が少ない=キケンな人」とは限りません。

たとえば、私は過去に、自動評価で星1がついたことがあります。

原因は、購入後48時間以内に返信をしなかった私のミスで、やり取りがキャンセルされました。相手には理由を説明し、改めて購入してもらいました。

こういった事もあるので、評価はあくまでも一つの目安とし、最終的にはやり取りを通じて判断しましょう。

②上から目線の文章

二つ目が「上から目線の文章」を送ってくる方です。

こんな感じのメッセージです

依頼者

クオリティはもちろん、スピード重視でお願いします。
あと、なるべく短期で仕上げてもらえますか?

依頼者

今他社と比較中なので、御社に頼めばどんな良いことがあるのか、まずそれを聞かせてもらっていいですか?

依頼者

この内容でその料金はちょっと高いと思うんですが、どうなんでしょうか?

この3つは、実際に私がもらったことがある文章です。

このような方は、依頼者と出品者が対等な関係だと思っていないことが多いです。

「お客さまだから自分が上」という考え方で、ムリな注文や指示をしてくる可能性が高いです。

受注すると精神的に疲れてしまうので、違和感を察知した時点でお断りするのが賢明です。

③納期が短い

極端に短い納期を求めてくる方には、要注意です。

なぜなら、相手の都合に振り回されて、こちらが疲れてしまうから。

Webサイト制作においては、修正が発生することが一般的ですが、受注前の段階でどれだけ必要かは、正直分かりません。

なので、確実にその期間で相手が納得するものを納品できるかは、分からないのです。

もし修正が多くなり納期に間に合わなかった場合、低評価をつけられるリスクがあります。

ココナラでは、評価がすごく重要です。お問い合せ数やランキング、表示順位に大きく影響します

あおい

私は実際に「1週間でランディングページを納品」という案件を受けたことがあります

「新規事業のスタートが迫っているから、急いでほしい」との要望でした。

結果的に、かなり振り回されてしまい、イヤな思いをすることに。

その方はあまり計画性がなく、スケジュール管理もできていない様子でした。

制作がスタートしてから要求が二転三転して、完全に振り回されるハメになりましたね…

あおい

別の受注案件にも影響が出てしまったので、それ以来、短納期の案件は受けないようになりました

④サービス内容を明らかに読んでいない

サービス内容をしっかり読まずに、あれこれ質問をしてくる方は要注意です。

こういった方は、もともと

  • 文章を読むのが嫌い、めんどくさい
  • 注意事項をしっかり読まない
  • 自分の要求ばかり優先させる

こういった特徴があります。

受注してしまうと、トラブルに発展する可能性が高いです。

たとえば、

  • 注意書きを見落として、後からクレームをつけてくる
  • こちらが何度も同じ説明をするハメになる
  • 追加要望や対応範囲外のことまで要求してくる

ココナラではそもそも、出品サービスページに、必要な情報がすべて書かれています。

  • 料金
  • 納期
  • サービスの範囲
  • 特徴
  • 購入にあたってのお願い

もちろん、これを踏まえて追加質問をするのはOKです。

ですが、中には明らかにサービス内容を読んでない方もいます。

あおい

私は、LP制作を出品していますが、過去にこんなメッセージをもらったことがあります

ホームページ作成と動画編集をお願いしたいです。

予算が3万円なんですが、お願いできますか?
(※出品ページには「16万円」と記載)

他社で作ってもらったホームページの修正をお願いしたいです。

もしかしたら、単なる勘違いでメッセージを送った可能性もあります。

ただし、明らかに内容を読んでないと分かる場合は、慎重に受注を検討した方がいいですね。

地雷案件やトラブルを未然に防ぐ7つの方法

ここからは「地雷案件やトラブルを未然に防ぐ方法」を、ご紹介していきます。

  • 嫌な勘が働いたら断る
  • 直接購入されない設定にしておく
  • 購入タイミングの見極め
  • 安く売りすぎない
  • 自分のスキルを上げる
  • 注意点は直接伝える
  • 料金やオプションの説明は丁寧に

①嫌な勘が働いたら断る

まずは「嫌な勘が働いたら断る」これが大切です。

事前にやり取りしてる中で「なんか違和感あるなぁ…」と数回感じたら、そこで断ってしまいましょう。

なぜなら、その直感は当たるからです。

私はむかし、最初のメッセージで「なんか、嫌な感じがするなぁ…」と感じた方から受注した経験があります。

当時は初心者で、とにかく実績を増やしたかったので、深く考えず受けた感じです。

でも案の定、後から理不尽な修正依頼が続いたり、きつい言葉を投げかけられたりして、

「あぁ、やっぱりやめておけばよかった…」

と後悔しました。

利用歴が長くなれば、最初にメッセージが来た段階で、「なんか嫌な予感がするぞ」とキケンを察知できるようになります(笑)

お断りする時には、角が立たないように丁寧な文章を送りましょう。

あおい

私は「受注停止中」の時に送るメッセージを、そのまま使っています。

こんにちは。
メッセージをいただきありがとうございます。

せっかくご相談いただいたにも関わらず大変申し訳ないのですが、
ここ数日依頼が重なっており、新規のご依頼を一旦セーブしております。

つきましては、今回は制作を承ることができません。

こちらの都合で申し訳ございません。ご理解いただけますようお願い致します。

②直接購入されない設定にしておく

ココナラには、2種類のサービス購入方法があります。

  • やり取りなしで、直接サービスを購入する
  • やり取りをして、ある程度合意を得たうえで購入する

リスクを避けるためには、②の設定にしておくのがおすすめです。

①の設定の場合、サービスが購入されやすいというメリットがあるようです。

ですが、私はデメリットの方が大きいと思っています。

なぜなら、

  • 勢いで購入して、後からキャンセルされる
  • 注意事項をしっかり読まずに購入して、後からトラブルになる

このような可能性があるからです。

仮に購入後にキャンセルとなれば、最悪の場合、出品者の評価が下がってしまいます。

ココナラでは、評価がすごく重要です。お問い合せ数やランキング、表示順位に大きく影響します

こういった理由から、出品をする時には、「購入前の見積り・カスタマイズの相談を必須」に設定しましょう。

【公式ヘルプ】見積り相談の受付・休止設定(サービス経由)

③購入タイミングの見極め

「この方なら、安心してやり取りできそう!」

こう確信が持てたタイミングで、サービスを購入してもらうと安心です。

具体的には、まずメッセージ機能を使い、依頼内容や希望納期などをしっかりヒアリングします。

さらに、より細かなヒアリングもおこない、制作に必要な情報・素材も準備してもらいます。

そして、「これで作業にすぐ取り掛かれるぞ!」と確認できたら、そのタイミングで「見積もり提案書」を送ります。

これに対して購入手続きをしてもらい、制作スタートという流れです。

まとめると

  • お問い合わせを受ける
  • 依頼内容や納期、金額のすりあわせ
  • 細かな制作内容のヒアリング
  • 制作に必要なもの(原稿・素材など)を準備してもらう
  • このタイミングで「見積もり提案」を送付
  • 購入してもらい、制作スタート(※トークルームでのやり取り開始)

中には、「購入してもらってから、細かいヒアリングを始める」方もいます。

ですが、私個人的には、これはリスクが高いと思います。

というのも、

  • ヒアリングするうちに、認識の違いが出てくる
  • 相手の要望とこちらが提供できるものにズレが生じる
  • 後から追加オプションが必要なことがわかる

こういった可能性があるからです。

すると、「追加料金は払いたくない」と言ってキャンセルされるケースも考えられます。

こうなってしまったら、面倒ですよね…

なので、購入のタイミングは、こちら側でコントロールすることが大切です。

あおい

早く売りたい気持ちは抑え、冷静に対応しましょう

④安く売りすぎない

トラブルを避けるためには、サービスを安売りしないことも大切です。

なぜなら、「安さ」ばかりを優先させる客は、クレーマーになる可能性が高いといわれるから。

ココナラにおいても、サービスの価格によって客層が変わってきます。

高価格帯のサービスには、予算に余裕がある個人や法人からの依頼が多くなります。

こういった層は、基本的に値切ってくることもないし、対応も良いです。

一方で、安さだけを追求する層は、低単価でいいものを得ようとするため、ムリな要求も多くなります。

トラブルになれば、無礼な態度を取られることも…

あおい

私自身も、まったくその通りだと実感してます。
嫌な人に当たってしまったのは、低単価で販売していた時でした

もちろん、駆け出し時期に低単価で販売するのは、一つの戦略として有効です。

しかし、販売実績やスキルが上がって来たら、思い切って値上げをするべきです。

収入アップのためだけでなく、トラブルを回避するためにも重要ですよ。

⑤自分のスキルを上げる

次が、自分のスキルを上げるというポイントです。

当たり前ですが、スキルが低いと提供するもののクオリティが低くなり、トラブルが起きやすいです。

こればかりは、勉強や経験を積むことでしか解決できませんね。

あおい

私も初心者時代は、相手の要望をうまく理解できず、的外れなデザインを作ってしまったことが多々あります

自分勝手なデザインを提案したり、クオリティが低くてお客さんを困らせたりしたことも…

しかし、そういった失敗を経たからこそ、今があると思います。

  • 相手の要望を汲み取る能力
  • プロレベルのクオリティに仕上げる力

これらが身についてきたと感じます。

今では、クオリティ面でトラブルになることがなくなりました。

デザインの仕事では、「修正回数やムダな作業を減らして、時給単価を上げる」ためにも、スキルアップは不可欠ですね。

⑥注意点は直接伝える

トラブル回避には、注意して欲しい点を直接伝えることも大切です。

というのも、そもそもサービス内容や注意事項をちゃんと読んでいない方が大半だから。

出品者

書いてあるから、理解しているだろう

こう安心していると、のちのちトラブルに発展します。

たとえば、Webデザインの納品データ形式を「Photoshop(PSD)」に指定していたとします。

その場合でも、購入者は「Illustrator(AI)」で納品されると勘違いしていることがあります。

あとになってから、

購入者

よく読んでなかったんですが、AIで作成はムリですか?


そんな風にいわれても、困ってしまいますよね。

こういったトラブルを避けるために、購入前に直接メッセージを入れましょう。

出品者

当サービスは、Photoshopでデザインを作成し、納品データはPSD形式になります

こう念押しして伝えておけば、未然にトラブルを防げますよ。

⑦料金やオプションの説明は丁寧に

お金に関することは、ハッキリと丁寧に説明しておくことが大切です。

その上で、購入をしてもらいます。

なぜかというと、お金関連のトラブルはもっとも発生しやすく、キャンセル・返金となると面倒だからですね。

たとえば、料金体系が複雑だったり、オプション料金があるサービスは、特に丁寧な説明が必要になります。

あとは、ココナラを通じて払う金額以外にも発生する料金があるなら、その説明もしておくべきです。

私の場合が、まさにそれにあたります。

私は、ランディングページ(LP)を販売しています。

ココナラを通じて支払われるのは、

  • サービス料金:16万円
  • ココナラ手数料:5.5%

この2つだけです。

しかし、LPをインターネットに公開するためには、「サーバー」「ドメイン」というものが必要になってきます。

そして、この2つは、依頼者側で契約して準備してもらうようにしています。

あおい

Web制作の知識がない方だと、ここが分かっていません。
単純にLP制作をお願いすれば、すべてやってくれると考えている方が多いです

という感じなので、私は毎回、個別メッセージにて案内をしています

こちらで制作したLPを、ネット上で閲覧するには「サーバー」「ドメイン」が必要です。

この2点は、依頼者様自身でご用意をお願いしています。

サービスの比較や契約にあたり、不明点があればお尋ねください。

次のようなお金の話は、しっかり事前に説明しておきましょう。

  • サービスに付随する契約
  • 後々かかるオプション料金、維持費
  • 著作権の取り扱い
  • (デザイナーなら)有料フォントやデータの扱い

まとめ:トラブル回避のコツを知り、気持ちよく仕事をしよう

いろいろと述べてきましたが、私自身がココナラでトラブルに遭遇したのは、初心者時代の1〜2回だけです。

なので、これから始めようとしている方は、そんなに不安になる必要はないですよ。

このブログでは、私の実体験に基づいたココナラノウハウをたくさん発信しています。

特に、

  • Webデザインの分野で稼ぎたい!
  • はじめて出品してみたい!
  • サービスの作り方が知りたい!

といった方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。

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