デザインスクールを卒業した後、仕事ってどうやって取るの?
未経験だから、ちゃんと案件獲得できるのか不安…
このようなお悩みを抱える、駆け出しデザイナーさんは多いと思います。
今回は、そんな方へ向けて「お仕事を探す7つの方法と営業のコツ」をまとめました。
私自身はWebデザインスクールを卒業後、副業からスタートし、2021年からフリーランスとして活動しています。
現在のお仕事は、
- クラウドソーシング
- 紹介からの直請け
- SNSからの依頼
このように受注先を分散しつつ、お仕事をいただいています。
そんな実体験も元に、具体的で再現性の高いお仕事獲得方法を解説していきますね。
この記事を書いた人
あおい(@aoidesign)
25歳でWebデザインの学習をスタート。
副業時代を経て、現在はフリーのLPデザイナーとして活動中。
LP制作実績は200件以上。
メンター・講師の仕事もおこなっています
【仕事探しの前に】ポートフォリオを準備しよう
まず、仕事探しに入る前に「ポートフォリオ」の準備が必要です。
なぜポートフォリオが必要かというと、Webデザイナーは「どんなものが作れるのか?」という実力で判断されるからです。
クオリティの高いポートフォリオさえあれば、実績ゼロでも、初心者でも仕事はもらえます。
逆にいうと経歴や資格、人柄などは、最初の時点では重視されないです。
過去の私も、そうでした
私はオンラインのWebデザインスクールを卒業した後、ポートフォリオと一緒に数件の仕事に応募しました。
その時使ったのは、クラウドソーシングと求人サイトです。
仕事に応募し初めて1ヶ月半の間で、
- 求人サイトにあった脱毛クリームの同梱物制作
- 求人サイトにあったLPデザインの修正
- クラウドソーシングのバナー制作
- クラウドソーシングのヘッダー制作
この4つの案件を獲得できました。
いづれもポートフォリオを送付し、それが評価された結果もらった仕事です。
この経験から言えるのは、たとえ実績ゼロの初心者であっても、ポートフォリオを武器にお仕事を獲得できるという事。
準備がまだの方は、こちらを参考にしてください
駆け出しWebデザイナーの仕事の取り方【7つの方法】
ここからは本題である、仕事の取り方を解説していきますね。
難易度が優しい順に、7つご紹介していきます。
人脈(友人や知人)
一つ目の方法は、人脈を通じて仕事を得る方法です。
具体的には
- 家族や友人に声をかけてみる
- 行きつけのお店で手伝えることがないか聞いてみる
- 習い事や地域コミュニティの人脈にあたってみる
- 過去に勤めていた会社や元同僚に声をかけてみる
このような方法で、お仕事を探します。
人脈を使うメリットは、たとえ実績がなかったとしても、人柄や付き合いから仕事をもらえるチャンスがあること。
でも、そんなに都合よく仕事ってもらえるの?
実は、意外ともらえます。
私自身、趣味でYouTubeをやっていた友だちに声をかけ、サムネ作らせてもらったことがあります
大切なのは、自分がやっていることを積極的に周りに発信することです。
インスタやXなどのSNSでもいいし、直接誰かと会った際に話すのもいいですね。
私は当時、まだ初心者で自信がなかったので、無料で作ってあげました。
無料でも、実案件としてポートフォリオに掲載できたので、ありがたかったです。
人脈で仕事をもらうデメリット
デメリットも挙げておきます
- お友だち価格として安く買い叩かれる可能性がある
- トラブルが起きた時、関係がこじれてしまう
- 受けたくない案件でも、知り合いの紹介だと断りづらい
- 支払い関係があいまいになりがち
支払い関係は、いちばん難しい部分です。
こっちがお願いして仕事をもらったのに、代金をもらうのは心苦しい…
こう思う方も多いかもしれません。
この場合は、実績作りだと割り切って、無料または格安で受けるのもアリです。
私は駆け出し時期に2〜3件だけ受けて、それ以降は自分から積極的に人脈で仕事をもらうことはしていません。
あくまで人脈は、最初の実績作りのために活用するのがいいですね。
実績ができたら人脈を卒業し、他の方法で新規のお客さんを開拓していく流れがおすすめです。
リアル・オンライン交流会
交流会に参加をし、そこでの出会いから仕事をもらう方法です。
今の時代、リアル・オンライン問わず、交流会は頻繁に開催されています。
交流会付きのセミナーなどもいいですね。
たとえば
- 起業家や個人事業主が集まる交流会
- フリーランスやWebデザイナーの交流会
- デザインスクール主催の交流会
- 勉強会やワークショップ
- デザインイベントや講演会
一見すると、交流会で仕事をゲットするのは難しそうですが、意外なところからポッと仕事につながる事があります。
私は、友人主催のフリーランス交流会で、女性向けWebスクールの経営者と知り合い、お仕事をいただいたことがあります
交流会のいいところは、直接顔を合わせたり、相手の雰囲気を感じ取ったりできることですね。
たとえ実績が少なかったとしても、人柄で信頼してもらい、仕事につなげることができます。
こんな方と知り合えると、チャンスが広がります
- Webスキルを仕事をしている方(動画編集者、SNS運用者、ライターなど)
- 店舗を経営している方(サロン、飲食店、整体など)
- 起業家(女性向けスクール経営者、コンサルなど)
こういった方の場合、デザイン周りで需要が多いです。
たとえば、チラシやロゴ、バナー、ホームページ、ランディングページ、SNS用の投稿画像など。
彼らの多くは、個人や小規模でビジネスをしているので、デザインにそこまでお金を使いたくないと思っています。
お手頃価格で作れると話せば、依頼してくる可能性は十分ありますよ。
そして肝心なのが、交流会の見つけ方ですね。
まず、Webスクールに通っていた方の場合は、スクールのコミュニティや交流会があると思います。
そこに積極的に参加してみるのがおすすめです。
それ以外でも、XなどのSNSで交流会を探すこともできますよ。
普段から、起業家やWebデザイナー、フリーランス界隈で影響力のある方をチェックしておくと、情報をキャッチしやすいです。
交流会で仕事をもらうデメリット
デメリットはこちら
- 参加にはお金と時間がかかる
- コミュ力が求められる
- 営業目的だとバレたら印象が悪くなる
- 同業者の集まりでは案件を獲得しづらい
人が多い場が苦手な方は、ちょっと辛いかもしれません。
でも、コミュニティはたくさんあるので、自分に合う居心地のいい場所を見つけられると良いですね。
もし、交流会に行くハードルが高いなら、コワーキングスペースやノマドカフェのような場所から試してみるのもありです。
また、Webデザイナーの交流会は、同業者と悩みを相談したり、モチベーションを高めるにはおすすめです。
一方で、仕事に直結することは少ないと思います、なぜなら、同業者だからですね。
この点、異業種の参加者が多い交流会のほうが、圧倒的に有利です。
クラウドソーシング
次に紹介するのが、クラウドソーシングです。
副業や在宅ワークといった時に、まず最初に思いつく方法ですね。
有名なサービスがこちら
最大のメリットは、お仕事探しから納品まで、すべて在宅オンラインで完結すること。
外に出かけたり、直接人と会ったりする必要がないです。
他にもメリットがたくさんあります。
- 仕事を依頼したい方が、サービス上に既にたくさんいる
- 初心者向けの優しめ案件が豊富にある
- 登録や利用は無料で、すぐに仕事を始められる
- 書類作成や入金管理がいらない(システム代行)
- 働き方を選べる(コンペ・業務委託・時給仕事)
- トラブルが起きた時は、運営元に相談ができる
私は初心者時代から今も、クラウドソーシングを愛用してます
詳しくは、こちらも参考にしてください
クラウドソーシングで仕事をもらうデメリット
デメリットはこちら
- 全体的に低単価な仕事が多い
- 手数料(売上の5〜22%)がかかる
- 安く買い叩こうとする悪質な利用者もいる
まず、初心者でも挑戦できる優しめ案件は、低単価が多いです。
具体的には「バナー1枚:1,000〜3,000円」など。
あとは、誰でも挑戦できるコンペ形式の仕事も多いですが、採用される保証がないのがデメリットです。
とはいえ、駆け出し時期は、お金よりもまずは一つでも多く実績を増やすことを優先しましょう。
作った実績はポートフォリオに載せ、それを武器により高単価な仕事に挑戦していく流れがおすすめです。
なので、最初は低単価と割り切って、できる案件からどんどんチャレンジしていくといいですよ。
ぜひこちらも参考にしてください
エージェント・求人サイト
次は、お仕事紹介エージェントや求人サイトを使う方法です。
サービスの具体例はこちら
- indeed(インディード):求人情報の検索サイト、在宅ワークも多数
- ITプロパートナーズ:Web系フリーランス向けの案件が多数
- Workship(ワークシップ):フリーランス・副業人材専門の求人
通常、エージェントの案件は「即戦力」が求められるので、経験と実績が少ないデザイナーには、難易度が高いです。
求人サイトの場合は、その多くが「下請け」のお仕事になるかと思います。
つまり、
- 制作会社
- 広告代理店
- マーケティング会社
こういった企業から依頼を受けて、デザイン制作をします。
「下請け」というと、マイナスイメージを抱きがちですが、意外とメリットが多いです。
- 定期的に案件をもらえれば、収入が安定する
- パフォーマンスが良ければ、仕事を紹介してもらえる
- 企業からノウハウを吸収できる
- 初心者でも大型案件に関われるチャンスがある
ちなみに私の初案件の一つは、求人サイトで見つけたお仕事でした
ポートフォリオを気に入ってもらえて、業務契約という形で即採用されました。
その仕事は、脱毛クリームを海外向けに販促するための「同梱物」と「ランディングページ(LP)」の作成でした。
ただし、一から全部デザインするわけじゃなく、既存デザインのテキストを入れ替えたり、崩れたデザインを修正したりする内容です。
単発で5万円ほどの収入でしたが、当時はほんとに嬉しかったですね。
その企業は、Web集客や広告運用のサポートをしている会社でした。
広告運用の結果を踏まえてLPの改善策を指示されたり、デザインのアドバイス・修正を助言してもらえ、とても勉強になりました。
対応も丁寧で、安心して仕事ができましたよ。
こんな感じで、ちゃんとした企業から仕事をもらえるなら、お金を稼ぎつつスキルアップもできます。
エージェント・求人サイトで仕事をもらうデメリット
デメリットはこちら
- 仲介業者が入ることで低単価になりやすい
- 納期が短い、急な依頼もありえる
- 大半の案件は実績として掲載できない
- 中には悪質な求人もある
下請けの仕事は、どうしても中間マージンが引かれるので、直請けよりは手取りが少なくなります。
あと、私が個人的にちょっと苦手なのは、チェックとやり取りに時間がかかることですね。
私の経験上、直請けの方が納品までのスピードが早く、トラブルも少ないです。
先日の下請け仕事では、エンドクライアントと中間業者のやり取りがうまくいかず、途中でキャンセルになってしまいました(涙)
また、ほとんどの下請け案件では、実績としてポートフォリオに掲載できません。
ポートフォリオは、仕事を取るための最大の武器なので、掲載不可はかなり痛いです‥
メール・DM営業
次が、メール・DM営業によってお仕事をもらう方法です。
やり方としては、
- 企業・個人のホームページにあるお問合せフォーム
- Xやインスタのダイレクトメッセージ
これらを通じて、営業をかける方法になります。
たとえば、
- 古いHPを使っている会社へリニューアルを提案する
- 集客ページを持っていない店舗へLP作成を提案する
- パッとしないバナーを使っている発信者へ新デザインを提案する
- 潜在的にデザインの需要がある方へ片っ端からメールを送る
私は普段、いろんなHP・LPを見ますが、「リニューアルした方がいいのに!」というサイトはけっこう多いです
そういったものを探して、リニューアルすべき理由・熱意を、しっかりメッセージに込めて送ります。
このやり方は、オンラインで完結するので、在宅で仕事を探したい方に合っています。
クラウドソーシングと異なるのは、手数料がかからないことですね。なぜなら、直接の依頼に持っていけるから。
メール・DM営業で仕事をもらうデメリット
デメリットはこちら
- 行動してもすぐに仕事につながらない
- メールをしても返信がないのが当たり前
- 何度も断られるとモチベーションが下がる
企業には日頃から営業メールがたくさん届くので、いちいちチェックしていない企業が多いです。
必ずしもサイトを作りたい、リニューアルしたいと思っていないので、反応がないのは当たり前ですね。
個人で勝負するとしたら、
- 小規模ビジネスをやっている方
- フリーランス
- 起業家
- 店舗(サロン・飲食店・整体など)
こういった相手にしぼって、営業するのがおすすめです。
なぜなら、それなりに規模の大きい企業は、そもそも駆け出しデザイナーには仕事を依頼しないから。
営業する時に大事なのは、必ずポートフォリオを添付し、使い回しの文ではなく、相手に合わせた内容を送ることです。
SNS経由
SNSでの発信を通じて、興味・共感を持った方から仕事をもらう方法です。
こちらからの積極的な営業ではなく、依頼を待つスタイルになります。
仕事をもらうには、日頃からSNSを育てておくことが必要です。
たとえば、
- Xで、Webデザインの有益情報を発信する
- Instagramで、制作実績を紹介する
- YouTubeに、普段の仕事の様子をアップする
ポイントは、アカウントを通じて親近感や信頼感を持ってもらうこと。フォロワーとのコミュニケーションも大切です。
すぐに仕事の依頼にはつながらないので、長期的な視野で運用していく必要があります。
具体例として、インスタで魅力的な発信をされてる方を紹介します
▼制作実績が丁寧に載せてある
▼制作実績とノウハウが良いバランスで載せてある
私自身は初心者時代、インスタ経由でお仕事をもらった経験があります
その当時(2021年)は、ビジネス系YouTuberが流行り出した時期でした。
なので、その分野を専門にYouTubeのサムネイル制作をしていたんですね。
インスタを開設して、制作実績を10枚ほど投稿した時点で、YouTubeを運営している方からDMをもらいました。
すぐに、ココナラで出品していたサービスのURLを送り、そのまま購入してもらいましたよ。
こんな実体験もあるので、SNSは初心者でも十分仕事を取れる可能性があると思います。
一点、DMが来た時にすぐ受注できるように体制を整えておくことも大事です。
ココナラの詳細は、こちらも参考に
SNS経由で仕事をもらうデメリット
デメリットはこちら
- SNSを育てるのに時間がかかる
- ライバルが多いため、他のデザイナーに埋もれやすい
- 気軽にコミュニケーションが取れる反面、トラブルもある
前述したように、SNSを育てるのには時間がかかります。
そんな理由から、個人的には、最初からSNSに注力するのはおすすめしません。
駆け出しの時期はSNSではなく、デザイン作りに集中すること・時間を割くことが優先です。
また、SNSはライバルや先輩の”マウント”投稿が目に入りやすく、自信を失ったり落ち込んだりしやすいです。
さらにSNS経由の仕事は、気軽にやり取りできる分、トラブルが起こりやすい点も注意が必要です。
特に「支払い」や「契約関連」が、あいまいになりやすいですね。
ただそんな時は、ココナラを使うと安心です。
こんなメリットがあります
- やり取りが全て記録され、言った・言わないのトラブルを回避できる
- 仮払い制度があるので、「途中で音信不通になって報酬がもらえない」といった問題を避けられる
- 契約書を作る必要がない、領収書もシステム上で簡単にダウンロードしてもらえる
詳しくは、こちらをご覧ください
ネット広告
最後に紹介するのが、ネット広告を通じてお仕事を獲得する方法です。
この方法は、すでにある程度の経験・実績があるデザイナー向けになります。
実績が少ない駆け出しデザイナーには、難易度が高いです。
やり方としては、こんな感じ
- ポートフォリオサイトを作成する(制作メニューや料金も含めて)
- 作ったサイトをネット広告に出稿する
- お問い合わせが来るのを待つ
- お問い合わせが来たら、やり取りをして受注する
この場合に使うネット広告は「リスティング広告」が最適です。
たとえば、「ランディングページ制作 格安」というキーワードで検索した方に対して、自分のポートフォリオサイトを表示させる、といった感じ。
▼「スポンサー」が付いているやつです
ネット広告を使うメリットはこちら
- 狙ったユーザーへアプローチができる
- 即効性がある
- うまくいけばコスパよく仕事を取れる
- 広告費によって案件数を調整できる
- ネット広告を学べる
広告の効果を最大限に高めるに、ポートフォリオサイトの作り込みが重要になってきます。
私自身も、ポートフォリオサイトを持っています。
もしよければ、参考にしてください
このサイトは、以前に受講した「LPデザイナー養成講座」にて配布されたテンプレートを使って作成しました。
ネット広告で仕事をもらうデメリット
デメリットはこちら
- 広告出稿にお金がかかる
- デザイン分野ではライバルが多い
- 実績が少ない・クオリティが低いと依頼が来ない
- 広告運用の知識・ノウハウが必要
ネット広告には、大手・中堅の制作会社、実績が豊富なフリーランスが多く出稿しており、競争が激しいです。
少なくとも、30〜40件ほどは実績を作ってからチャレンジするのがいいと思います。
こういった本も参考に
Webデザイナーが仕事を安定して取るために大切な3つのポイント
ここでは、実体験をもとに、仕事を安定して取るために大切なポイントを解説しますね。
こちらの3つ
- 勝てる土俵を見つける
- クライアントの満足度を上げる
- あきらめないメンタルと行動力
①勝てる土俵を見つける
自分が勝てるフィールドで勝負しないと、仕事をもらうのは難しいです。
なぜなら、Webデザイナー市場はすでに飽和状態で、デザイナーは山ほどいるからですね。
だからこそ、次の2つをしっかり考えることが大切になります
- 私に依頼するのは、どんな企業(個人)なのか?
- なぜ、あえて私に依頼するのか?
私の場合ですが、お客さんの大半は、同じフリーランスだったり、小規模ビジネスをされている方です。
たとえば、
- Web系スクールの経営者
- 女性起業家
- インスタグラマー
- コンサルタント
といった方々ですね。
その次に多いのが、従業員が10人前後の中小企業やチームです。
- 司法書士・税理士事務所
- 整体・マッサージ店
- 美容サロン
- 飲食店
- 不動産仲介業
こんな感じです
そうなると大事なのは、こういった方々と出会うには、どういった場所で集客すればいいのかを考えることです。
今回紹介した中でいうと、交流会に参加する、SNSでつながる、営業メッセージを送るといった方法は有効だと思います。
「②なぜ、あえて私に依頼するのか?」に関してですが、
私のようなフリーランスに依頼をする理由で多いのは
そこそこ良いクオリティのものを、安くスピーディーに作りたい
というニーズが一つあります。
実際、依頼者からの評価でよくあるのが、
思ったよりも、ずっとクオリティが高かった!
というコメントです。
つまり、フリーランスに依頼する方は「そこまでのハイクオリティを期待していない」ことも多いんですね。
そうなると、こちらとして有効な戦略は、
相場より安めに料金設定し、企業や制作会社にはできない柔軟性と小回りが効く点をアピールする
これだと思います。
個人で仕事をGetするには、企業とのハッキリした差別化が重要になりますね
クライアントの満足度を上げる
仕事を安定して獲得するには、リピーターや紹介・継続案件の存在が重要になります。
なぜなら、常に新規を探し続けるのと比べ、営業に割く時間が減り、収入も安定するからです。
リピーターや紹介・継続案件を獲得するために大切なのは、お客さんの満足度を上げることですね。
特に、期待値よりも満足度が大幅に上回っていれば、確実にリピーターになってくれます
事前の期待値 < 満足度
お客さんとしても、毎回ちがうデザイナーにお願いするより、仕事のスタイルやペースを理解してくれているデザイナーに頼んだほうがラクなんですよね。
コミュニケーションコストがかからないので。
そして、満足度を上げるために欠かせない要素が3つあります
- デザインのクオリティが平均より高いこと
- 対応が良いこと(返信のスピード・丁寧さ・納期厳守)
- 積極的に提案をすること
どれかが欠けると、期待を超えることが難しくなり、リピートや紹介につながりにくいです。
もちろん、初心者が最初から全て完璧を目指すのは難しいです。
でも大事なのは、常に120%の力で取り組むことだと思います。
どんなに小さな案件、低単価な案件であっても、現時点で自分にできる120%の力で臨みましょう。
それが必ず、次の仕事につながっていきます。
あきめないメンタルと行動力
これは、会社員として働く場合と、個人(副業やフリーランス)で働く場合の大きな違いといえます。
なぜなら個人で活動する場合、積極的に自分をアピールしなければ、向こうから仕事はやって来ないから。
ちょっと宣伝しただけでは、誰も気づいてくれません…
たとえば、クラウドワークスで3〜4件ほど応募して結果につながらないと、すぐあきらめてしまう人が多いです。
しかし!それでは行動が全然足りません。
私の友人でもいましたが、
根性のある人は「1か月に100件以上応募して、1件獲得する」といった感じで、とにかく数をこなしてます。
スマートに仕事を見つけるのは難しいので、みんな必死で頑張っています。
「自分はダメだ…」と落ち込む必要は全然ないですよ。前向きに行動していきましょう!
まとめ:自分に合った方法を見つけ、どんどん仕事に挑戦しよう
スクールを卒業しても、
- 仕事の獲得方法が分からない…
- ちゃんと仕事ができるのか不安…
このように悩み、一歩を踏み出せない方はたくさんいます。
実際、私も最初は、
こんな素人に依頼をしてくれる人っているのかな…?
とかなり不安でした。
でも、実際に行動してみると、依頼してくれる人はちゃんといました。
だから何事もまずは、行動して確かめてみることが大事だと思います。
ゼロイチを達成し、少しでも成果を上げると、自信がついてきます。
そうなると、自然と積極的に仕事を受けられるようになりますよ。
ぜひこの記事も参考にしつつ、お仕事獲得への一歩を踏み出してみてくださいね!
在宅オンラインでお仕事を探したい方は、こちらも参考にしてください