【初心者デザイナー必見】経験から分かったココナラで売るための4つの秘訣

今回は、初心者向け「ココナラで売るための戦略術」を解説していきます。

私は、Webデザイナーとして5年以上ココナラを使ってきました。

私のアカウントはこちら

実体験が元になってるので、再現性が高い有益な情報をシェアできると思います！

こんな内容になってます

それでは、さっそくみていきましょう。

売れているサービスの4つの条件

まず最初に、ココナラで売れているサービスには、どんな特徴があるのでしょうか？

それを確認しておきましょう。

この4つの条件が、大切になってきます。

これらがそろえば、積極的な営業をせずとも、自然とサービスが売れていきます。

たとえば、私のLPサービスは現時点で「LPカテゴリー」1ページ目の上位にあります。

（※2024年11月初旬の時点です。ランキングは頻繁に変動します）

その場合だと、一ヶ月でお問い合わせが4〜5件来る感じです。

その中の6〜7割の方は、すでにサービスを比較済みで、購入意思を持って問い合わせて来ます。

すると、こちらが積極的に営業しなくても、そのまま購入してもらえるというわけです。

このような状態を作れることが理想ですね。

では、初心者はどのように売れる条件を整えていけばいいのか？

詳しく解説していきます。

【実体験】ココナラで売るための4つの秘訣

こちらの4つを解説していきます

①サービス内容をしっかり設定する

まず大切なのが、「どんなサービスを出品するか？」というコンセプト設定です。

たとえば、単純に「バナー作成します」といったサービスでは、簡単にライバルに埋もれてしまいます。

ここはしっかりとコンセプトを決めて、“差別化”をはかっていきましょう。

差別化するための3つのポイントを解説します

差別化①：サービス内容をずらす

差別化のいちばん簡単な方法は、専門性を打ち出すことです。

具体例をあげると、

こんな感じですね。

できれば「専門性＋価格の安さ」など、2つ以上の特徴をハッキリ出すとよりいいです。

いづれにせよ、何でも屋さんになるよりも、専門性を打ち出した方が、圧倒的に選ばれやすいです。

というのも、すでに出品サービスが膨大にあるので、サービスを選ぶ側も、選ぶ作業自体が大変だから。

自分の希望に合う条件をしぼって検索する可能性も高いです。

▼スタイルや予算をしぼって検索できる

専門性を出すことで、それを求めている方の比較対象に入りやすくなります。

差別化②ターゲット層を設定する

コンセプトを考える時に大切なのが、「どんな方が自分のサービスを買ってくれるのか？」を考えることです。

なぜなら、それによって価格設定や打ち出し方が変わってくるから。

たとえば、

もし、安さを求める方をターゲットにするなら、価格の優位性を全面に押し出してサービスをPRすると効果的ですね。

また、企業をターゲットにしたいなら、信頼性や実績をアピール要素に使うと効果的です。

あとは、実績の中から企業案件を集めて、全面的にアピールするといいと思います。

差別化③他社比較を強調する

三つ目が、他サービスとの違いを徹底的に強調することです。

前述したように、ココナラはどの分野も膨大な数のサービスが出品されています。

一見すると、違いの分からない「似たようなサービス」が乱立しているわけです。

だからこそ大事なのは、「自分の特徴はコレです！」と違いをアピールすること。それがないと、簡単にスルーされてしまいます…

もちろん、完全にオリジナルのサービスを作るのは難しいです。

ですが、いくつかの特徴を組み合わせて、なるべくオリジナル感を出していきましょう。

②商品画像＆ポートフォリオを整える

「ココナラで売るための4つの秘訣」の2つ目は、商品画像とポートフォリオを整えることです。

これが重要な理由は、依頼先を決める時に必ずチェックされるポイントだからです。

まず「商品画像」から説明していきますね。

これは、出品サービスに登録できる10枚の画像のことです。

通常は、サービス内容を表したキャッチーな画像や、制作実績を載せます。

インパクトが大きいため、一番最初に目に入ってくる部分であり、そのサービスの第一印象になります。

そのため、この商品画像は、魅力的でインパクトのあるデザインで作るべきです。

特に、商品画像の1枚目はかなり重要になります。

なぜなら、出品サービスの一覧画面に表示され、他サービスと比較されるからです。

▼2024年11月初旬の「バナーカテゴリ一覧」

購入側は、この中からパッとみて気になった画像をクリックする流れになります。

インパクトに欠けるデザインだとクリックされず、その先の購入に到達できません‥

この1枚目の画像は、3つのポイントを意識して作るといいですよ。

ポートフォリオは簡単にいうと、過去の実績やサンプル作品を載せた作品集のことですね。

ココナラでは、プロフィール内にポートフォリオを登録できます。

私のポートフォリオはこんな感じです

自分のサービスに興味を持ってくれた方は、高確率でポートフォリオをチェックします。

その際に、

• 何も登録されていない
• クオリティがイマイチ
• サービスと関係ない画像が載っている

こんな状態だと、せっかく興味を持ってくれたのに、依頼につながらないですよね。

なので、ポートフォリオには、自信のあるクオリティの高い作品を、いくつか登録しておきましょう。

実際、私に依頼してくれる方も、ほぼ100％の確率でポートフォリオを見ています。

ある依頼者は、私のポートフォリオの画像をわざわざ添付して、

と依頼してくれることもありますよ。

③販売実績を増やす

「ココナラで売るための4つの秘訣」の3つ目は、とにかく販売実績を増やすことです。

その理由は、販売数がランキングシステムに大きく影響するからです。

ココナラには、各カテゴリーごとにランキングがあります。

ランキングは、過去の売れ筋やサービスの信頼性を元にして決まります。

上位にランキングすれば、カテゴリーの1ページ目にサービスが表示され、その結果、お問い合わせが激増する仕組みです。

なので、初心者は何よりもまず、販売数を増やすことを意識しましょう。

④評価を上げる

「ココナラで売るための4つの秘訣」の4つ目は、評価を上げることです。

今の時代、どんなサービスでも

• 星の数
• 口コミ

これらが、集客に欠かせない要素ですよね。

ココナラでは取引完了後に、お互いが評価（星5段階とコメント）ができます

当たり前ですが、購入者はこの評価を見て、誰に依頼するかを決めています。

この時、納品物のクオリティレベルもチェックしますが、同時に「気持ちよく取引できる相手かどうか」も重視されます。

たとえば評価コメントで、

このような評価があると、印象がとてもいいですよね。

なので、評価を上げるためには、制作作業以外の点をしっかり意識して仕事をすることが大事ですよ。

私が普段から、意識しているポイントをまとめました。

ゼロイチを達成し安定して稼ぐための5つのコツ

ここからは、初心者がゼロイチを達成し、安定して稼いでいくコツをご紹介します。

最低価格からスタートする

実績がゼロの間は、料金を「カテゴリーの最低価格」に設定するのがおすすめです。

理由は単純で、そのほうが売れやすいから。

最低価格はこちら

すべてのカテゴリーの最低価格はこちらから確認できます

私の場合、出品してから2ヶ月目に、2件のお問い合わせが来ました。

Facebookのヘッダーとブログのトップ画像の作成依頼です。

取引の最後で、依頼者に「なぜ私を選んだのか？」と理由を伺ったところ

とのことでした。

先ほど述べたように、ココナラでうまく稼いでいくには、まず販売実績を増やすことが先決です。

ですので、最初は単価は気にせず、最低価格からスタートし、販売数を増やしましょう。

広告機能と公開募集を利用する

ココナラは、出品したら依頼を待つという「待ち営業」スタイルのサービスです。

しかし、初心者だと、待っていても依頼が来ないことがほとんどです。

となれば、こちらから積極的に行動する必要がありますね。

その方法は、主に2つあります。

一つ目が、ココナラの外で集客をする方法です。

具体的には、自分のブログやSNSで宣伝をし、ココナラへ誘導するやり方です。

二つ目が「募集機能」を利用する方法になります。

募集機能では、公開案件に対し、こちらから積極的に応募ができます。応募者の中から、一人が選ばれて契約する流れです

これはクラウドワークスなどの類似サービスで主流のお仕事依頼形式ですね。

こちらから募集案件を探せます

ココナラの募集案件はこちら

2024年の状況では、案件数はそれほど多くないですね。

その分、参加しているライバルも少ないので、競争率は低いと思います。

少額からできる広告もおすすめ

追加でもう一つ、試してみるといい方法があります。

それが「サービスPR機能」です。

サービスPR機能は、自分のサービスを検索結果の広告枠に掲載できる機能のことです

広告枠に掲載されるサービスには「PR」の表示がつきます

この機能を使えば、たとえ実績や販売数がゼロのサービスであっても、各カテゴリーの1ページ目トップなどに表示ができます。

すると、圧倒的に多くの人の目に触れ、お問い合わせにつながる可能性が高まるわけです。

広告費は、クリックされた時だけ発生するため、予算オーバーの心配はありません。広告費の上限額も設定できます

直接DMを送って受注率をアップ

ココナラには、

• 気になる出品者をフォロー
• サービスをお気に入り登録

このような仕組みがあります。

誰かがフォローやお気に入り登録をすると、相手には通知が届くようになっています。

▼こんな感じです

もし、このような通知が届いたら、積極的にあいさつメッセージを送ってみましょう。

メッセージは、例えばこんな感じ

実際、こういった地道なメッセージ活動によって、仕事を獲得している方もいます。

こういったメッセージは、営業臭く感じられる心配もありません。

向こうが興味を持ってくれた結果として、送っているわけですしね。

もし相手が、出品サービスが多すぎて依頼先を迷っている場合なら、ありがたいし嬉しいと思うはずです。

期待値を上回る対応を継続する

継続的に稼いでいくためには、リピーターの存在が不可欠です。

なぜなら、新規を獲得し続けるよりも、リピーターがいる方が効率よく仕事がもらえるから。

さらに、リピーターがいるサービスというのは、とても印象がいいです。

口コミ欄に「リピートさせていただきました！」といったコメントがあると、信頼できるサービスだと思ってもらえます。

では、リピーターを作るためには、どうしたらいいのでしょうか？

大事なのは、期待値を上回る対応をすることです。

つまり、図にするとこうなります。

事前の期待値　＜　満足度

これは納品物のクオリティもそうですが、それ以外の

• 丁寧な対応
• スピーディーな対応
• 返信の速さ

なども不可欠になってきます。

次のポイントを意識するといいですよ。

一回で15枚以上依頼をしてくれる方もいて、おかげで収入が一気に増えましたよ。

低単価で受注するデザイナーの中には、

こんなふうに考える人もいます。

でも、これは非常にもったいないです。なぜなら、次につながらないから。

いくら低単価であっても、まずは目の前の一件一件に、120％の力で取り組みましょう！

それが必ず、次へとつながっていくはずです。

実績が増えるに従い単価アップ

初心者として実績をいくつか作った後は、値上げを考え始めましょう。

ずっと安い価格のままでは疲弊するし、値上げによって質のいいお客さんからの依頼も増えます。

値上げのタイミングは、自分で決めてOKです。

ただ、この時、ココナラというプラットフォーム自体の相場を踏まえた上で、値段を考えたほうがいいです。

ココナラは一般的に、どの分野も相場が安めになっています。

つまり、制作会社や直請けのフリーランスに頼むよりも、割安で依頼できるのが特徴です。

なので、一気に値段を釣り上げたり、販売実績数にマッチしない高値に設定すると、依頼が来なくなってしまいます。

あと、忘れてはいけないのが、値上げと同時に、クオリティもしっかり上げることです。

そうでないと評価が悪くなり、依頼が減ってしまうので。

まとめ：ノウハウを武器にココナラで稼ぐ一歩を踏み出そう

ココナラは、Webデザイン初心者が稼ぐ感覚と経験を積むには、ピッタリの場所です。

私も5年以上使ってきて、多くのお客さんと出会い、さまざまな案件に挑戦することで成長できました。

これから始める方の中には、

こう心配して、一歩踏み出せない方がいるかもしれません。

でも安心してください！私個人的には、そういったトラブルに遭った経験はありません。

とはいっても、ココナラには多くの駆け出しデザイナーが登録しており、ライバルが多いのは事実です。

うまく仕事を取るためには、しっかりとした準備と戦略、コツが必要ですよ。

当ブログでは、私の実体験に基づいたノウハウをたくさん発信しています。

ぜひそちらも参考に、ココナラで稼ぐ一歩を踏み出してみてください！