Photoshopを覚えたいけど、どうやって学べばいいの?
今回は、最短で効率よくPhotoshopを習得する方法をご紹介します。
実はPhotoshopは、学び方を間違えると習得に莫大な時間がかかるし、挫折率も高まります。
実際、私は未経験からWebデザインを始めた当時、2回ほどPhotoshopの習得に失敗してます…
しかし、その後デザインスクールで「効率の良い」学び方を教わったことで、たった1ヶ月でPhotoshopを使ってプロ並みのバナーが作れるようになりました!
今回はその経験をもとに、初心者の方におすすめのPhotoshop学習法と、挫折しないためのコツを解説していきますね。
この記事を書いた人
あおい(@aoidesign)
2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。
Photoshopの基本情報
Photoshop(フォトショップ)は、Adobe社が開発・販売をする世界的に有名な画像編集ソフトです。
写真の合成・補正、バナーやWebサイトのデザインを作る際に使います。
7日間の無料体験ができ、その後はサブスクリプション契約で利用が可能です。
最短最速で確実に習得する!Photoshopを効率よく学ぶ方法
Photoshopを最短最速で覚える方法がこちらになります。
必須ツール・機能を10個だけ覚えたら、残りはトレースをする中で使えるものを増やしていく
なぜ10個だけでいいかというと、Webデザイナーの仕事においては、それだけで十分だからです。
Photoshopには、数百以上の膨大なツールや機能が存在します。
それらを一から順番に覚えていたら、いつまでたっても勉強が終わらないし、実務で使わないものまで覚えることになります…
例えば、こういったバナー↓
初心者にとっては難しそうに見えるデザインも、実はシンプルなツールの組み合わせで作れます。
- 文字ツール
- 長方形ツール
- レイヤースタイル
この3つだけです。
つまり、たった数個のツールや機能さえ理解していれば、プロとして十分に通用するレベルのものを作れるわけですね。
10個の必須ツール・機能については、後ほど詳しく解説します!
必須ツールを覚えたら、あとはトレース練習!
必須ツール・機能を10個だけ覚えたら、あとはトレースをする中で使えるものを増やしていきます。
なぜトレースがいいかというと、本当に使うツールだけを効率よく覚えられるからです。
例えば、こちらのバナーをトレースするとします↓
初心者なら、こんな疑問が出てくるはずです。
文字に境界線をつけるにはどうするの?
ぷっくりボタンはどのツールで作るの?
文字の背景に図形を配置する方法は?
こうした疑問が生じたら、その都度ググったり、本で調べることで、必要なツールや機能を覚えていきます。
つまり大事なのは、まずやりたいことや作りたいものがあって、その後にそれを実現するためのツールや機能を覚えていくという流れです。
❌ツールを覚えてから作成する
⭕️作りたいものを決めてからツールを探して覚える
この方法なら、本当に使えるツールだけを効率よく学べます!
私もこの方法で、Photoshopを1ヶ月もかからずにサクサク使えるようになりました。
Webデザイナー5年目の今でも、Photoshopでまだ知らないツールや機能がたくさんあります。それでも、全く問題なく仕事をこなせていますよ!
【NG勉強法】挫折しやすいPhotoshopの学び方
ここで、Photoshopを学ぶ際に注意してほしい、やってはいけない勉強法をお伝えします。
けっこう初心者がやりがちな方法です。
私もこれで挫折したので、ぜひ教訓にしてくださいね…
- 入門書を買って1ページ目から覚えていく
- 効率的に学ぶ方法を知らずに何となく勉強を始める
- 何に使うのか分からないツールを盲目的に覚える
最初に覚えるべき10つのツール・機能
ここからは先ほども述べた「まず覚えるべき10個の必須ツール・機能」を解説していきます。
10個の必須ツール・機能
- 新規作成
- データの開き方
- 保存方法(画像形式(jpgやpng)とPhotoshop形式(psd))
- 移動ツール
- 長方形ツール
- 文字ツール
- 自動選択ツール
- クイック選択ツール
- レイヤースタイル(境界線、グラデーション、ドロップシャドウ)
- 色調補正(レベル補正、トーンカーブ、カラーバランス)
ここに書かれツール・機能だけで、基本的なバナーやサイトのデザインが作れます。
例えば、写真の色味を補正する『色調補正』には20種類近くありますが、頻繁に使うのは上記の3つです。
たくさん覚えても使わないなら意味がないので、とりあえずこの3つを覚えればOKです!
次に、これらをどうやって学べばいいのか?その学び方についてお話ししますね。
独学もOK!Photoshopの3つの学習法
Photoshopを学ぶ方法は大きく分けて3つあります。
学習法 | 特徴 |
---|---|
無料の学習サイト・YouTube動画 | お金がかからない 自分のペースで学べる 今すぐ学び始められる |
本や単発の講座・教材 | 安い金額でピンポイントのスキルを学べる 体系的でまとまった情報が手に入る オンラインで手軽に購入して学べる |
デザインスクール | プロや専門家から指導してもらえる 管理してもらえるので挫折しづらい 質問や相談ができるので初心者も安心 |
それぞれの特徴を少し詳しく解説します!
具体的なサービスも紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
①無料の学習サイト・YouTube動画
Photoshopを学べるサイトやYouTube動画は、実はたくさんあります。しかも、無料でも質が高いものが多いです。
私が特におすすめするのは、こちらです。
無料のおすすめ学習サイト
- サルカワ フォトショップの基本:初心者向けにPhotoshopの基本操作を学べます
- Adobe Photoshopのチュートリアル:公式のチュートリアルで、基本から応用まで幅広くカバー
- Mappy Photo Edit(ブログ):Photoshopのテクニックを詳しく学べます。写真編集に特化した記事が多い
おすすめYouTube動画
- Mappy Photo Photoshop講座:公式チュートリアルを手掛けた方が運営しているので信頼できる
- ゼロイチWebデザイン フォトショップ講座:私も受講経験があるスクールのチャンネルで、初心者向けでわかりやすい
※少し古い動画もありますが、Photoshopの基本操作は変わっていないので、今でも参考になります
学習サイトはテキストでじっくり学びたい方に、YouTubeは動画で視覚的に学びたい方に向いています。
私は、動画を見ながら同じ操作を実際にやって覚えるのが好きなので、YouTubeの方がおすすめです!
学習方法ですが、まずは前述の10個のツール・機能について、YouTubeの検索窓から関連動画を見つけて学ぶのがいいと思います↓
ツールの使い方は、一度で覚える必要は全くありません!
何度も操作しているうちに自然と身についていきますよ。
②本や単発の講座・教材
次に紹介するのが、本や単発の講座・教材で学ぶ方法です。
講座・教材は、具体的にいうと「ストアカ」や「Udemy」などでサービスで販売されているものになります。
こういった講座は、こんな方におすすめです。
- スクールには通いたくないけど、プロからしっかり学びたい方
- カリキュラムが整っていて、体系的に学びたい方
- 低コストで、基礎からしっかり学びたい方
「ストアカ」や「Udemy」では、レビューや受講生のコメントが見れるので、質の高い講座かどうかを判断した上で購入できるので安心です。
Udemyの場合は、こういった初心者向け講座がいいと思います↓
【Adobe認定プロフェッショナル講師が教える】初心者向けPhotoshopの使い方〜実践まで丁寧に解説
③デザインスクール
最後が「デザインスクール」でPhotoshopを学ぶ方法です。
もし独学で難しいなと感じたら、スクールを検討してみてください。
実は私も独学で挫折してしまい、その後スクールでPhotoshopを学びました。
お金はかかりましたが、スキルが身について稼ぐ力が得られたので、受講して良かったと思っています。
ちなみに私が受講したのは「ゼロイチWebデザイン」というオンラインWebデザインスクールです。
このスクールの最大の特徴は「Photoshopを使ったバナー制作」に力を入れている点です。
世の中にあるWebデザインスクールの多くは、コーディング(HTML/CSS)の習得に多くの時間を割いているので、Photoshopに特化して学べるスクールはかなり貴重です。
レビューを書いているので、興味があればぜひチェックしてみてください!
\ 45日でプロのWebデザイナーに /
必須ツール以外はトレースの中で覚えていこう!
「まず覚えるべき10個の必須ツール・機能」をある程度マスターしたら、残りはトレースをする中で使えるツールを増やしていきましょう。
これは私が初心者時代にトレースしたバナーです↓
このような感じで、見本そっくりに作っていきます。
トレースの具体的なやり方は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ:Photoshopは短期でサクッと習得できる!
Photoshopの習得は難しそうに感じるかもしれませんが、学び方のコツさえ掴めば、短期間でサクッとマスターすることも可能です。
この記事で解説してきたように、まずは必須ツールを習得し、その後は実際にバナーなどの画像を作成する中で、ツールを使いこなしていきましょう。
これが一番挫折しにくいやり方です。私もこの方法で、1ヶ月弱でPhotoshopを使いこなせるようになりました。
本記事では学習に役立つ具体的なサービスも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!