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あおい
Webデザイナー
Webデザイン学習者向けノウハウを発信しています。
26歳からWebデザインを開始。副業時代を経て2021年からフリーランスに転身。現在はLPデザイナーとして活動中。
ブログでは購入経験があるおすすめ商品・サービスだけを本音でレビューしています。

【失敗談】私がWebデザインスクール挫折経験から学んだこと

悩む人

Webデザインスクールを選ぶのって難しい
安くない買い物だから失敗したくない

こんなお悩みありませんか?

今回は私が初心者だったころに経験した「Webデザインスクール失敗談とそこから学んだ教訓」をお話ししたいと思います。

実は私は、3つのWebデザインスクールを受講した経験があります。

でも、最初の2つはうまくいかず、3つ目でやっと納得できる結果が得られました。

この体験を踏まえて、皆さんがスクールを選ぶ際の参考になるお話ができたらと思います!

あおい

この記事を書いた人
あおい(@aoidesign

2018年からWebデザインを学習。
副業時代を経て現在はフリーのLP専門デザイナーとして活動。
LP制作実績は200件以上。
メンターや講師の仕事も行う。

目次

私がWebデザインスクールで失敗した5つの理由と教訓

私のスクール失敗談とそこで得た教訓をお話しします。

  • 失敗①:コスパを重視しすぎた
  • 失敗②:「未経験OK」を真に受けて予習ゼロで受講した
  • 失敗③:スクールを受講すれば何とかなると甘く見ていた
  • 失敗④:ネットの記事だけでスクールを選んでしまった
  • 失敗⑤:何を学びたいのか?あやふやなままスクールを選んでしまった

失敗①コスパを重視しすぎた

当時の私は「安く、早く、たくさんスキルを身につけられるスクール」を探していました。

結果的に、最初のスクールではどのスキルも中途半端に学ぶだけで終わってしまいました。

こんな内容でした。

※2018年当時の情報

  • 概要:プログラミングスクールのWebデザインコース
  • 期間:8週間
  • カリキュラム:デザイン基礎、Photoshop、Cacoo、HTML・CSS、JavaScript
  • 料金:約18万円

今振り返ってみると、全くの未経験からたった2ヶ月で4つも5つもスキルを習得するのは、ほぼ不可能だと分かります。

例えば、Photoshopひとつ取っても、仕事で使えるレベルまで到達するには最低でも1ヶ月はかかるはずです。

それをさらに稼げるレベルに引き上げるには、もっと時間が必要です。

また、コーディング(HTML・CSS)はさらに難易度が上がります。

私自身、簡単なWebサイトを1ページ作れるようになるまでに4ヶ月かかったし、その間に何度か挫折も経験しました。

欲張ってコスパを重視しすぎた結果、どのスキルも満足いくレベルに達せずに終わってしまったのが、私が得た最初の教訓です。

教訓①まずは一つのスキルを1〜10まで完璧にすべき

たとえば、Photoshopだけでも、まずはそのスキルを稼げるレベルまで引き上げることが大切です。

私は、3つ目のスクールでPhotoshopとバナー制作に集中して学びました。

そのおかげで卒業後、バナーやサムネイルなどの画像制作の案件を受注し、月3万前後の収入を得ることができました。

その後、フリーランスとして活動しながら、コーディング(HTML・CSS)も学び、現在の仕事に繋がっています。

このように、最初からいろいろなスキルを一気に習得しようとする必要はありません。

まずはバナー制作だけでもスタートしてみましょう。そこで稼ぐ感覚と自信をつけてから次のスキルに進むほうが、挫折しにくいです。

とはいえ、世の中のWebデザインスクールの多くは、カリキュラムに複数のツールを含んでいます。

スクールによって「プログラミング重視型」や「デザイン重視型」などの特徴が異なるので、自分が何をメインで学びたいのかをしっかり考えた上で選ぶことが大切です。

特定のツールをピンポイントで学びたい場合は、Udemyストアカで単発の講座を受講した方が、お金を節約できるかもしれません。

Udemyストアカは、オンラインの学習プラットフォームのこと。
講座やレッスンをお手頃価格で受講できます。

失敗②「未経験OK」を真に受けて予習ゼロで受講した

「未経験OK」と謳うスクールはたくさんありますが、注意が必要です。

中には未経験者ではついていけないカリキュラムのスクールも少なくありません。

Webスキルは簡単に習得できるものではありませんが、スクール側としては「未経験OK」と募集した方が人が集まりやすいという事情もあります。

私も一つ目のスクールに全くの知識ゼロで臨みました。

その結果、レッスンについていけず、最後まで完走できませんでした。

特にHTMLはさっぱりわからず、自分で書くことができず、ほぼコピペで済ませていました。

これでは、卒業後に稼ぐことは到底無理ですよね…。

教訓②本や無料サービスを使い予習してから望むべき

「『未経験OK』と書かれていても、事前に本や無料サービスで予習しておくべき」ということです。

なぜなら、授業内容が格段に理解しやすくなるからです。

たとえば、私は一つ目のスクールで失敗した後、悔しさから自力でHTMLの基礎を勉強しました。

そのおかげで、その後に受講したスクールでHTMLを学ぶ際、スッと内容が頭に入ってきて、苦手意識もなくなりました。

私が自学で使ったのはProgateというサービスです。基礎をしっかり学べたので、とてもおすすめです。

Progate(プロゲート)とは、オンラインでプログラミングが学習できる無料サービス。
実際にコードを書きながら楽しく学べるので、初心者にもぴったりです。

また、デザインについては良書がたくさんあるので、1〜2冊読んでおくことをおすすめします。

失敗③スクールを受講すれば何とかなると甘く見ていた

以前の私は「スクールに通えばWebデザイナーになれる!」と甘く考えていましたが、現実はそんなに簡単ではありませんでした。

ここで、スクールの実態を少しお話しします。

一つ目のスクールでは、毎週メンターとの面談がありました。

その際に「難しくてコードが書けない」と相談したとき、メンターから言われた言葉が今でも心に残っています。

それは、

講師

あおいさんのように真面目に相談してくれる方は珍しいですよ。
結構多くの人が突然音信不通になって連絡が取れなくなりますから。最後のレッスンまでいけなくても、普通です。
そんな人ばかりですから。

あおい

・・・

また、三つ目に受講したスクールでは、5〜6人のグループで課題を進めるスタイルでしたが、途中から「この人、全然チャットで発言しなくなったな…もしかして脱落した?」と思うことが何度かありました。

卒業制作の時には、最初にいたはずの人の作品が見当たらない、ということもありました。

これが大半のスクールの実態です。

結局、スクールでの学びが成功するかどうかは、自分次第だと改めて実感しました。

教訓③スクールは使い倒してやる!勢いで能動的に学ぶべき

受け身でいるのではなく、積極的に自分から学ぶ姿勢を持つことが成功のカギだと思います。

なぜなら、スクールを受講するタイプの人は、もともと受け身な人が多いからです。

実際、私もそうでした。

でも、根っから能動的でガッツがある人は、独学でもうまくいくことが多いですよね。

そこで、私が失敗経験を踏まえて三つ目のスクールで意識したのは以下のポイントです。

  • 分からないことはまず自分で調べる
  • 講師に積極的に質問する
  • 添削指導は積極的に受ける
  • おすすめされた本や教材はすぐに買う
  • 受講時間以外にも時間をとって勉強する
  • できないことを講師やスクールのせいにしない

こういった姿勢で取り組んだおかげで、三つ目のスクールではしっかりと成果を上げることができました。

失敗④ネットの記事だけでスクールを選んでしまった

スクール選びの際、ネット検索で見つかる比較サイトやブログ記事は参考になりますが、それだけで決めるのは少しリスクがあります。

というのも、そういったサイトの多くは広告(アフィリエイト)だからです。

要は、そのサイト経由で申し込みがあると、成果報酬が得られる仕組みなので、必死に商品(=スクール)をアピールしているわけです。

もちろん、そこに書かれている内容が嘘だというわけではありません。

しかし、実際に受講経験がない人が書いていたり、デメリットを隠してメリットだけを強調していることも少なくありません。

例えば私は、「オンライン Webデザインスクール」と検索し、上位に出てきたブログ記事を見てスクールを決めました。

6、7記事を見て、どの記事でもおすすめされていたスクールでした。

今思えば、あのブログを書いていた人たちは「本当にそのスクールがいいと思って紹介していたわけではない」かもしれません。

あおい

そんな経験があるので、私のブログでは本当におすすめしたい商品やサービスしか紹介しないようにしています。

結論として、広告(アフィリエイト)だけを見て受講を決めるのはリスクがあります。

教訓④SNSや口コミサイトの評価をチェックすべき

受講生や卒業生のレビューを確認できると、実際のスクールの雰囲気や効果を知る手助けになります。

ネット検索だけでなく、YouTube動画やX(旧Twitter)、Instagram、口コミサイト、掲示板なども調べてみましょう

例えばスクールの公式サイトには「卒業生の実績」「受講者の声」などが載っていると思います。

その場合、その方が本当に卒業後に活躍しているのか、名前を検索してみるのも一つの方法です。

もちろん必ずしもヒットするわけではありませんが、ポートフォリオサイトやSNSのアカウントが出てくることがあります。

その方が実際に成果を出しているのであれば、そのスクールにも一定の評価をすることができるでしょう。

失敗⑤何を学びたいのか?あやふやなままスクールを選んでしまった

Webデザインと一口に言っても、その仕事内容は多岐にわたります。

私は漠然と「バナーやホームページを作る仕事でしょ?」くらいの認識でスクールを探していました。

この曖昧な考えも、スクール選びに失敗した要因の一つです。

実際、Webデザイナーの仕事は多岐にわたるので、しっかりと自分の学びたい分野を決めておくことが大切です。

仕事の具体例

  • ロゴや名刺、チラシなど印刷物の制作
  • バナーやサムネ、ヘッダーなどWeb画像制作
  • ホームページのデザイン制作
  • ホームページのコーディング(HTML・CSS)
  • ランディングページ制作
  • ECサイトの商品画像やページ制作
  • 制作前の企画や戦略立案
  • 制作後の保守・運用など

自分が何をメインでやりたいのかをハッキリさせないと、スクール選びで失敗してしまいます。

たとえば、私は元々、綺麗でオシャレなバナーを見るのが好きで、自分でも作りたいと思っていました。

だから、まずはデザイン理論やPhotoshopなど、デザインツールを学ぶべきでした。

しかし、私が選んだ一つ目のスクールは「プログラミングスクールのWebデザインコース」でした。

受講してみると、デザインのレッスンはほとんどなく、大半はコーディング(HTML・CSS)の勉強でした。

この結果、完全なミスマッチになってしまいました。

教訓⑤働き方、仕事内容をイメージしてスクールを選ぶ

未来像をしっかりとイメージした上で、自分に合ったスクールを選ぶことが重要です。

まず、「どんな働き方をしたいのか?」や「どんな仕事をしたいのか?」をイメージしてみましょう。例えば、

副業で月5万円くらい稼げたらいいな!

こんな方の場合、バナーやサムネイルなどの画像制作だけでも達成可能です。

コーディングやホームページ制作といった難易度の高いスキルを習得しなくても大丈夫かもしれません。

僕は将来的にフリーランスを目指したい!

こんな方の場合は、コーディングも含めてホームページやランディングページがしっかり学べるスクールに行くべきです。

また例えば

私はどちらかというとコードを書くのが好き!

こんな方の場合は、一つの選択肢として「コーダー」になる道があります。

ホームページ制作には、見た目のデザインを作るデザイナーと、それを元にコーディングを行うコーダーがいます。

その両方をやるデザイナーもいますが、デザインよりもコーディングが好きなら、「Web制作」や「コーディング」といったキーワードでスクールを探すと良いでしょう。

このように、自分が理想とする働き方や仕事内容から逆算してスクールを選ぶことが大切です。

ちなみに、コーダー向きの方におすすめのスクールは「デイトラ」です。
一般的なスクールに比べて受講費が安く、経験者からの評価も高い有名なスクールです。

独学よりスクールがおすすめな4つの理由

Webデザインを始めようと決心した頃、私はまず独学で学べないかと考えました。

実際に、無料サービスや書籍、ブログ記事だけで学習していた時期もありましたが、結局うまくいきませんでした。

その経験から、今ではお金を出して学ぶ方が近道だと考えています。

そこで、今回はその具体的な理由を4つご紹介したいと思います。

  • ロードマップがあるので、何をどの順番で学ぶか迷わなくていい
  • 必要なスキルだけ効率的に学び、早く稼げるようになる
  • 卒業後に結果が出れば、余裕で元が取れる
  • お金をムダにしたくないから頑張れる

私のおすすめスクール

ロードマップがあるので、何をどの順番で学ぶか迷わなくていい

一体、何をどの順番で学べばいいのか?という問題、これが多くの人が直面する悩みです。

学習ロードマップは本やネットにたくさんありますが、どれが自分にとっての正解なのか分からないこともあります。

しかし、スクールにはしっかりとしたカリキュラムが組まれているので、迷うことがありません。

あおい

例えば、独学で頑張っていた頃、私は「これで本当に大丈夫なのかな?」と常に不安でした。

いろいろ試しては「このやり方がいいかも…でも、あの人の教材も良さそう」と迷いながら、一向に前に進まなかったんです。

スクールの場合は、ロードマップがあらかじめ用意されているので、それに従って学習を進めればオッケーです。

自分で考えて迷ったり、不安になったりすることが少なく、スムーズに学ぶことができますよ。

必要なスキルだけ効率的に学び、早く稼げるようになる

独学のデメリットの一つは、勉強が非効率になりがちな点です。

何が重要か分からず、あれこれ手を出していると、一年たっても勉強が終わらないということも…。

それに対して、スクールには限られた受講期間の中でやるべきカリキュラムが決まっているため、必要なことだけを効率的に学ぶことができます。

あおい

たとえば、Photoshopの勉強を例に挙げると、Photoshopには膨大な機能やツールがあるため、すべて学ぶのは時間がかかります。

しかし、実際に使うツールはその中の10個から20個程度です。

それだけ覚えれば、バナーやホームページのデザインも十分に対応できます。

独学で「Photoshop入門」といった本を1ページ目から順番に覚えようとすると、飽きてしまうか、永遠に勉強し続けることになります。

初心者だと「どのツールが重要で、どのツールは実務であまり使わないのか」が分からないので、仕方がない部分もあります。

スクールではその点も教えてもらえるため、結果的に稼げるようになるまでの期間を大幅に短縮できますよ。

卒業後に結果が出れば、余裕で元が取れる

卒業後にしっかりと結果が出れば、受講費は1〜2年以内に余裕で回収できるはずです。

あおい

私自身は1〜2年かかりましたが、今では受講費をしっかり回収できています。

ここで重要なのは、スクールの料金に対する考え方です。

たとえば「受講費が1ヶ月で50万円」のスクールがあったとします。

「高い!」と思うかもしれませんが、重要なのは「卒業後に手に入る未来」を考えることです。

もしそのスクールでスキルをしっかり身につけて、月20万円の会社に転職できたとしたら、単純計算で3ヶ月で元を取れることになります。

その先の将来を考えると、50万円の投資は安いものです。

逆に「月1,000円」で受講できるスクールもあります。

確かに安くて魅力的ですが、もし大したスキルが身につかないのであれば、その1,000円も無駄になってしまいます。

スクールの料金は、単に「安い」「高い」で判断するのではなく、卒業後に手に入る未来を踏まえて考えるのが重要ですよ。

お金をムダにしたくないから頑張れる

勉強の最大の敵は「モチベーションの維持」だと言われています。

もちろん、スクールに通っても挫折する可能性はありますが、独学よりもモチベーションを維持しやすいのは確かです。

あおい

私がモチベーションを保てた理由の一つは、「お金をムダにしたくない」という危機感でした。

スクールに通っていた当時、私は新卒2年目で一人暮らしをしており、給料も低く、貯金もほとんどありませんでした。

受講費を捻出するのは本当に大変で、絶対にムダにしたくないという気持ちが強かったです。

人は基本的に怠けがちで、危機感を感じないとやる気が出ないことが多いです。

だから、自分の尻に火をつけるためには、大きく自己投資するのが効果的だと思います。

ただし、勢いでリスクの高い投資をするのは避けましょう。

自分に合った投資をし、リスクをよく考えた上で決断することが大切ですね!

まとめ:スクール選びは慎重に!でも失敗は成功の元

スクール選びは本当に重要ですし、慎重になるべきです。

私も失敗経験があるので偉そうなことは言えませんが、慎重に選ぶことは大切です。

ただし、どんなに優れたスクールでも、受講してみないと分からないことも多いのが現実です。

どんなに素晴らしいスクールでも、一定の割合でうまくいかない人がいるのも事実です。

「ここだ!」と思えるスクールが見つかったら、ぜひ受講してみてください!

その行動力も、成功するためには結構大事です。

もし結果的にイマイチだったとしても、その経験から学び、次に活かせば大丈夫です。

実際、私が3つ目に受講したスクールの講師も、「このスクールには、過去に2つ、3つのスクールに通ったけど、うまくいかなかった人も少なくない」と言っていました。

つまり、失敗する人は多いけれども、そこで諦めずに再起する人が最終的に成功するのだと思います。

あおい

最後に、私が受講・購入した経験のあるスクールもまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

あおいのアバター あおい Webデザイナー

あおい(@aoidesign
Webデザイン学習者向けノウハウを発信しています。26歳からWebデザインを開始。副業時代を経て2021年からフリーランスに転身。現在はLPデザイナーとして活動中。ブログでは購入経験があるおすすめ商品・サービスだけを本音でレビューしています。

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